特許
J-GLOBAL ID:200903035913799880

π/nシフトPSK復調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 英生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-089911
公開番号(公開出願番号):特開平10-271178
出願日: 1997年03月26日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】デジタル論理手段により構成する。【解決手段】シフトレジスタSH2から出力されるπ/4シフトQPSKされた現シンボルのサンプルと、シフトレジスタSH1から出力される前シンボルとの排他的論理和をXOR4で算出する。XOR4出力中の”1”を第1演算手段5により積算して、積算値にπ/8を乗算することにより、1つ前のシンボルとの絶対位相差データを得る。シフトレジスタSH2から出力される前半4ビットあるいは後半4ビットから、シフトレジスタSH1から出力される前半4ビットあるいは後半4ビットを対応するビット毎に減算して、その結果の各ビットの和の符号を、合成器10で前記絶対位相差データに付加する。合成器10の出力から位相オフセットを減じた後、判定回路13で元のデータに復調する。
請求項(抜粋):
π/nシフトPSK変調された入力信号をハードリミットする手段と、該π/nシフトPSK変調における最小単位の位相シフト量を、π/n(nは2のべき乗)としたときに、入力信号のシンボルレートの少なくとも2n倍のクロックによりオーバサンプリングするサンプリング手段と、該サンプリング手段でオーバサンプリングされたシンボルを保持する第1保持手段と、前回オーバサンプリングされた1つ前のシンボルを保持する第2保持手段とからなるシンボル保持手段と、前記第1保持手段に保持されている2nサンプルの各サンプルと、前記第2保持手段に保持されている2nサンプルの各サンプルとの不一致を検出することにより、前記第1保持手段において保持されているシンボルと、前記第2保持手段において保持されている1つ前のシンボル間の絶対位相差を演算する第1演算手段と、前記第1保持手段に保持されている2nサンプルの内の前半nサンプルあるいは後半nサンプルの各サンプルと、前記第2保持手段に保持されている2nサンプルの内の前半nサンプルあるいは後半nサンプルの各サンプルとの論理演算を行い、その演算結果の符号を前記絶対位相差の符号データとして出力する第2演算手段と、前記第1演算手段から出力される前記絶対位相差データと、前記第2演算手段から出力される前記符号データとを合成し、合成された位相差データを判定することにより復調データを出力する判定手段とを、備えることを特徴とするπ/nシフトPSK復調器。

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