特許
J-GLOBAL ID:200903035917359354

シート状部材の製造方法とシート状部材の製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉川 晃司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-145515
公開番号(公開出願番号):特開平11-241290
出願日: 1998年05月27日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】従来の抄紙サンプルシートの製造技術では、サンプルシートの地合が悪く、製造に時間がかかり、乾燥ムラを生じ易かった。【解決手段】サンプリングしたパルプ液Pを抄き網39に抄き採る際に撹拌を継続することで、抄き網39に抄き採られるウエットシート3の地合を高める。このウエットシート3をシートキャリア71の吸着ヘッド87が吸引保持して、プレス板51に圧着しての脱水と、加熱板53に圧着させての乾燥を行い、この脱水中及び加熱中にウエットシート3から滲出又は揮発する水分を積極的にサクションポンプ9に吸引除去することで乾燥を速める。吸着ヘッド87が次のウエットシート3を保持する前に、吸着ヘッド87を水冷して熱平衡を図ることで、加熱中に吸着ヘッド87が帯びた熱がウエットシート3の乾燥に影響するのを防止でき、これにより全てのウエットシートの乾燥度合いが均一になるのを保証できる。
請求項(抜粋):
原料液を抄き網に通すことで抄き網上にウエットシートを抄き取る抄き取り工程を含むシート状部材の製造方法であって、抄き取り工程は、原料液を撹拌しながら行うことを特徴とするシート状部材の製造方法。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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