特許
J-GLOBAL ID:200903035918795735
内燃機関の成層燃焼方法
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-239804
公開番号(公開出願番号):特開平11-082029
出願日: 1997年09月04日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 ピストン頂面等に付着した燃料の後燃えによるスモークやHCの排出量を低減し得る筒内直接燃料噴射式内燃機関の成層燃焼方法の改良。【解決手段】 ピストン4の頂面の、筒内直噴用燃料噴射弁1の噴口に対向する位置に小キャビティ5を形成し、成層燃焼用点火プラグ2を噴射弁1の噴口の近傍に配置した筒内直噴式内燃機関を使用する。圧縮行程の初期から中期において成層燃焼のための燃料をピストン4の頂面や筒内の壁面に直接に衝突しないように空間に噴射して浮遊する一次噴射の燃料噴霧を形成し、次に、圧縮行程の後期における点火作動の直前に少量の燃料を筒内に噴射して小キャビティ5の表面に衝突させることにより、小キャビティ5内に二次噴射の燃料噴霧を形成させて、それを小キャビティの表面に沿って点火プラグ2の電極の近傍へ誘導し、濃厚な二次噴射の燃料噴霧を介して大量の一次噴射のリーン混合気に着火させる。
請求項(抜粋):
筒内直噴用燃料噴射弁の噴口に対向する位置のピストン頂面に小キャビティを形成するとともに、成層燃焼用点火プラグを前記燃料噴射弁の噴口の近傍に配置した筒内直噴式内燃機関を使用し、圧縮行程の初期から中期において成層燃焼のための燃料を、その燃料噴霧が前記ピストン頂面や筒内の壁面に直接に衝突することがないように、前記燃料噴射弁によって筒内の空間に噴射して、前記筒内の空間に浮遊する一次噴射の燃料噴霧を形成し、次いで、圧縮行程の後期における前記成層燃焼用点火プラグの点火の直前に前記燃料噴射弁によって少量の燃料を筒内に噴射して、前記小キャビティの表面に衝突させることにより、前記小キャビティ内に二次噴射の燃料噴霧を形成させて、それを前記小キャビティの表面によって前記成層燃焼用点火プラグの電極の近傍へ誘導することにより、前記二次噴射の燃料噴霧を介して前記一次噴射の燃料噴霧に着火させることを特徴とする内燃機関の成層燃焼方法。
IPC (3件):
F02B 23/10
, F02D 41/02 325
, F02D 41/34
FI (4件):
F02B 23/10 D
, F02B 23/10 M
, F02D 41/02 325 A
, F02D 41/34 F
前のページに戻る