特許
J-GLOBAL ID:200903035920619960

モータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮井 暎夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-232081
公開番号(公開出願番号):特開平7-087777
出願日: 1993年09月17日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】 エンコーダの故障によるモータの電流制御異常を未然に防ぐことができ、暴走等の発生を回避し、安全を確保することができるモータ制御装置を提供する。【構成】 モータ1に設けたエンコーダ2から出力されるZ相信号(基準信号),A相信号およびB相信号(2相信号)に基づいてモータ1のロータ位置に対応したデジタルアドレス信号をアドレス生成手段3で生成し、このデジタルアドレス信号で波形記憶手段5からモータ駆動用の正弦波データを読み出し、この正弦波データに従ってPWMインバータ9でモータ1を駆動する。また、異常検出回路10により波形記憶手段5の出力信号を零をしきい値として2値化した2値化信号の立ち上がりまたは立ち下がりから所定量ずれたタイミングのレベルとエンコーダ2から出力されるCS信号のレベルの一致・不一致を検出し、この不一致検出信号に応答してモータ1を停止させる。
請求項(抜粋):
モータと、このモータに設けてZ相信号とA相信号とB相信号とCS信号とを出力するエンコーダと、前記エンコーダから出力されるZ相信号,A相信号およびB相信号に基づいて前記モータのロータ位置に対応したデジタルアドレス信号を生成するアドレス生成手段と、速度指令入力と前記エンコーダから出力されるA相信号またはB相信号から求まる前記モータの回転速度との差に対応して速度制御指令信号を出力する速度制御手段と、前記モータの駆動用の波形データを1サイクル分記憶し前記アドレス生成手段から出力されるデジタルアドレス信号をアドレス入力として前記モータの駆動用の波形データを前記モータのロータ位置に対応して読み出す波形記憶手段と、前記波形記憶手段から出力される前記モータの駆動用の波形データに対し前記速度制御手段から出力される速度制御指令信号を加算するとともに加算結果に対しデジタル・アナログ変換(以下、D/A変換と記す)を行う積算D/A変換手段と、前記積算D/A変換手段の出力信号と前記モータに流れる負荷電流の検出信号のとの誤差信号を出力する電流制御回路と、前記電流制御回路の出力信号に応じてパルス幅変調信号を生成するパルス幅変調(以下、PWMと記す)制御回路と、前記PWM制御回路の出力信号に応じて前記モータを駆動するPWMインバータと、前記波形記憶手段の出力信号を零をしきい値として2値化した2値化信号の立ち上がりまたは立ち下がりから所定量ずれたタイミングのレベルと前記CS信号のレベルの一致・不一致を検出する一致・不一致検出手段と、この一致・不一致検出手段の不一致検出信号に応答して前記モータを停止させるモータ停止手段とを備えたモータ制御装置。
IPC (4件):
H02P 6/12 ,  B60L 3/00 ,  B60L 9/18 ,  H02P 6/16
FI (2件):
H02P 6/02 321 P ,  H02P 6/02 321 N

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