特許
J-GLOBAL ID:200903035921055874

ネットワークアダプターにおけるパケットの自動再送信のための方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-523666
公開番号(公開出願番号):特表平11-501196
出願日: 1996年12月04日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】コンピュータネットワークアダプターによって実行される、複数の過剰衝突の生起によって送信が中断されたパケットの自動再送信を行う方法であって、(a)過剰衝突の回数が過剰衝突限界以下である場合、送信を停止し、実質的に直ちに再びそのパケットの送信を開始するステップ、及び(b)過剰衝突の回数が過剰衝突限界を超えた場合、送信を停止し、そのパケットを廃棄するステップを含む。これは、更に、送信バッファアンダーフロー状態による不成功の送信に含まれるパケットの自動再送信も行う方法であって、(a)送信を停止するステップ、及び(b)送信閾値を増加させて予め定められた回数まで、パケットの送信を再試行するステップを含む。送信閾値は、送信の開始の前に送信バッファに格納され、送信に含まれるパケットのデータのバイト数である。最初の送信の際には、アダプターは、送信バッファに格納されるべきパケットのバイト数について小さい数を要求することが望ましい。バッファアンダーフロー状態が生起した後には、アダプターは、実質的にパケットの大部分が送信のために送信バッファに入った後にのみ、アルゴリズムに従って再試行を行う。再試行が成功すれば、アダプターが中断を発行する必要はない。
請求項(抜粋):
データを送信するために共用リソースに接続され且つ送信バッファを有するアダプターが動作し、パケット送信並びに選択的に過剰衝突状態及びバッファアンダーフローを含む好ましくない送信状態の場合におけるパケット送信の自動再試行を行う方法であって、以下のステップ、即ち 予め定められた第1の量のデータが前記アダプターの送信バッファに格納された後に送信を開始するステップ、及び 過剰衝突状態は前記パケットの選択された送信試行回数の各々が前記パケットに関連して衝突を生ずる時に生起するものとし、送信開始ステップの後に過剰衝突状態が生起したか否かを決定し、過剰衝突状態が生起した場合は過剰衝突カウントを更新し、及び (i) 前記過剰衝突カウントが過剰衝突限界以下の場合は送信を停止し、次に実質的に直ちに、前記パケットの送信を繰り返し、及び (ii)前記過剰衝突カウントが過剰衝突限界を超えている場合は送信を停止し、前記送信バッファに格納された前記パケットのデータを廃棄するステップ を含む方法。

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