特許
J-GLOBAL ID:200903035921562695
車体前部構造及び車体前部構造による衝撃吸収方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 淳 (外2名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1996003509
公開番号(公開出願番号):WO1997-029005
出願日: 1996年11月29日
公開日(公表日): 1997年08月14日
要約:
【要約】フロントサイドメンバに付加される衝撃力を補強部材の意図した変形によって効率良く吸収する車体前部構造及びその衝撃吸収方法。フロントサイドメンバ(12)へ付加される衝撃力の一部をダッシュクロスメンバ(20)とピラーブレース(22)の各軸線方向の支持力で受ける構成となっている。ダッシュクロスメンバ(20)には、フロントサイドメンバ(12)との接続部に凹部(24)が設けられており、ピラーブレース(22)には、フロントサイドメンバ(12)との接続部に凹部(26)が設けられている。ダッシュクロスメンバ(20)とピラーブレース(22)とは、これらの凹部(24)、(26)を起点として軸線方向へ圧縮変形することによって、フロントサイドメンバ(12)へ付加される車体前方からの衝撃力を吸収する。
請求項(抜粋):
車両前後方向に伸びるフロントサイドメンバの後部に、形状の安定な骨格部材に支持された複数の補強部材を接続し、前記フロントサイドメンバへ付加される衝撃力を前記複数の補強部材の軸線方向の圧縮力で支持する構造とされた車体前部構造において、前記補強部材の少なくとも一方の補強部材に、前記フロントサイドメンバへ付加される衝撃力を軸線方向へ圧縮変形して吸収するための衝撃力吸収部が設けられ、前記補強部材の少なくとも一方の補強部材は、前記フロントサイドメンバに衝撃力が付加されると、前記補強部材の前記衝撃力吸収部での圧縮変形に伴い、前記補強部材間の角度を拡大する方向に変位可能な支持構造とされていることを特徴とする車体前部構造。
IPC (2件):
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