特許
J-GLOBAL ID:200903035925635093

溶融樹脂を用いたスタンピング成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-066453
公開番号(公開出願番号):特開平9-254178
出願日: 1996年03月22日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 シート状の溶融樹脂を用いて板状の製品を製造する場合に、製品の表面に成形型との間に閉じ込められた空気による凹みが生じないようにする。【解決手段】 スタンピング成形装置は、第1成形面20aを有する下型20と第2成形面30aを有する上型30を互いに接近離隔可能に設けたもので、この両成形面により、樹脂供給装置40から押し出して下型の第1成形面を覆うように供給したシート状の溶融樹脂10mをスタンピング成形する。両型の少なくとも何れか一方にはその成形面の少なくとも一部を形成するように溶融樹脂が浸透しない程度の小さい隙間の通気性部材25を固着すると共にこの通気性部材を介して成形面に開口する多数の空気抜き管路21を設ける。通気性部材は、成形面の各空気抜き管路が開口する部分に埋設固着してもよいし、成形面のほゞ全面に設けてもよい。溶融樹脂は複数の層を一体的の重ね合わせたものとしてもよい。
請求項(抜粋):
第1成形面を上側に形成した下型と、この下型に接近離隔可能に設けられ最接近状態において前記第1成形面との間のクリアランスが所定の値となる第2成形面を下側に形成した上型よりなるスタンピング成形装置において、シート状の溶融樹脂を前記下型の第1成形面を覆うように押出し供給する樹脂供給装置と、前記両型の少なくとも何れか一方にその成形面の少なくとも一部を形成するように固着されて前記溶融樹脂が浸透しない程度の小さい隙間を有する通気性部材と、この通気性部材が固着された型に形成され同通気性部材を介してその型の成形面に開口する多数の空気抜き管路を備えたことを特徴とする溶融樹脂を用いたスタンピング成形装置。
IPC (2件):
B29C 43/36 ,  B29C 43/02
FI (2件):
B29C 43/36 ,  B29C 43/02

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