特許
J-GLOBAL ID:200903035927133028

オーディオ信号符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-283171
公開番号(公開出願番号):特開2002-091498
出願日: 2000年09月19日
公開日(公表日): 2002年03月27日
要約:
【要約】【課題】 MDCT係数の量子化前にMDCT係数のセクション判定を行う。【解決手段】 オーディオ信号から聴覚心理パラメータを算出する聴覚心理分析器1と、オーディオ信号をMDCT係数に変換するMDCT器2と、MDCT係数に基づく量子化雑音が聴覚心理パラメータの許容量子化雑音電力よりも大きくならないようにMDCT係数のスケールファクタバンドのスケールファクタを算出するスケールファクタ算出器3と、各スケールファクタバンドをそれぞれ複数のセクションに分割するセクション判定器9と、スケールファクタと全体の量子化ステップ数にてMDCT係数の量子化を行う量子化器4と、量子化値を可変長符号化する可変長符号化器6と、符号されたビット数が使用可能なビット数に収まっているかを判定するビット数判定器7と、符号化データをまとめてビットストリームを生成するビットストリーム生成器8とからオーディオ信号符号化装置を構成した。
請求項(抜粋):
オーディオ信号が入力されて符号化が行なわれるオーディオ信号符号化装置において、入力した前記オーディオ信号から人間の聴覚特性に基づいた聴覚心理パラメータを算出する聴覚心理分析手段と、入力した前記オーディオ信号をMDCT係数(スペクトルデータ)に変換するMDCT変換手段と、前記MDCT変換手段で得られた前記MDCT係数を複数のスケールファクタバンドに分けて、各スケールファクタバンドの前記MDCT係数に基づいて計算される量子化雑音が、前記聴覚心理分析手段で算出された前記聴覚心理パラメータの許容量子化雑音電力よりも大きくならないように各スケールファクタバンドのスケールファクタを算出するスケールファクタ算出手段と、前記スケールファクタバンド毎に前記MDCT係数の最大値を求め、この値を前記スケールファクタ算出手段で算出された前記スケールファクタに基づいて正規化すると共に、前記スケールファクタバンドの集合体を複数のセクションに分割するセクション判定手段と、前記スケールファクタ算出手段で算出された各スケールファクタバンドのスケールファクタと全体の量子化ステップ数にて前記MDCT係数の量子化をスケールファクタバンド単位で行う量子化手段と、前記量子化手段からの量子化値を、前記セクション判定手段で定められた各セクションごとにセクションと対応するハフマンコードブックを用いて可変長符号化する可変長符号化手段と、前記可変長符号化手段で符号されたビット数が使用可能なビット数に収まっているかどうかを判定するビット数判定手段と、前記スケールファクタ算出手段の出力と前記ビット数判定手段の出力とが供給されて符号化データをまとめてビットストリームを生成するビットストリーム生成手段とを備えたことを特徴とするオーディオ信号符号化装置。
IPC (4件):
G10L 19/00 ,  G10L 19/02 ,  G10L 11/00 ,  H03M 7/30
FI (4件):
H03M 7/30 A ,  G10L 9/18 M ,  G10L 7/04 G ,  G10L 9/16
Fターム (14件):
5D045DA20 ,  5J064AA02 ,  5J064AA03 ,  5J064BA09 ,  5J064BA16 ,  5J064BB05 ,  5J064BB07 ,  5J064BB12 ,  5J064BC14 ,  5J064BC16 ,  5J064BC17 ,  5J064BC18 ,  5J064BC26 ,  5J064BD01

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