特許
J-GLOBAL ID:200903035932599701

可変容量型斜板式圧縮機用ピストンおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-245033
公開番号(公開出願番号):特開2002-054565
出願日: 2000年08月11日
公開日(公表日): 2002年02月20日
要約:
【要約】【課題】係合部の機械的強度を確保しつつピストンの重量軽減を図る。【解決手段】ピストンの係合部70の一対のアーム部122の内側面128と連結部124の内側面132との交差部の、斜板の周方向の両端部に、斜板との干渉を回避する逃がし部140を形成する。逃がし部140は、連結部124側の端に0.5mm以上3.0mm以下の曲率半径の丸み部142を備える。逃がし部140は、アーム部122の上記両端部から出外れた位置において、頭部の中心軸線と直交する方向に延びる直線lを中心とする一円弧に沿って形成する。直線lを含む切断平面により切断した場合の逃がし部140の断面形状は、直線lとほぼ直交する直交線mと、直線lとほぼ平行な平行線nと、それら直交線mと平行線nとを滑らかにつなぐ曲線pと、平行線nの曲線p側の端とは反対側の端から延び、その端から離れるに従って直線lに接近する向きに傾斜した傾斜線qとにより画定される。フライスカッタ200で逃がし部140を形成する。
請求項(抜粋):
互いに平行に延びる一対のアーム部と、それらアーム部の基端同士を互いに連結する連結部とを有し、それら一対のアーム部がそれぞれシューを介して斜板の外周部の両側面と係合する係合部と、その係合部と一体に形成され、シリンダボアに摺動可能に嵌合される頭部とを備えた可変容量型斜板式圧縮機用ピストンであって、前記一対のアーム部の、前記斜板の両側面と対向する両内側面と、前記連結部の、前記斜板の外周面と対向する内側面との交差部の、少なくとも斜板の周方向における両端部に、斜板外周縁との干渉を回避する逃がし部が設けられ、その逃がし部の前記連結部側の端に、0.5mm以上3.0mm以下の曲率半径の丸み部が形成されたことを特徴とする可変容量型斜板式圧縮機用ピストン。
IPC (3件):
F04B 39/00 107 ,  B23C 3/16 ,  F04B 27/08
FI (4件):
F04B 39/00 107 E ,  B23C 3/16 ,  F04B 27/08 K ,  F04B 27/08 D
Fターム (9件):
3H003AA03 ,  3H003AB07 ,  3H003AC03 ,  3H003CB00 ,  3H076AA06 ,  3H076BB28 ,  3H076BB38 ,  3H076BB50 ,  3H076CC31

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