特許
J-GLOBAL ID:200903035937847568

エンジンの燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 進藤 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-281416
公開番号(公開出願番号):特開平10-103142
出願日: 1996年09月30日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 噴射パルス幅によって分割,非分割といった噴射パターンを切り換える場合に、判定値の付近で切り換えが頻繁に繰り返されることにより、噴射タイミングによって相違する圧力差等の噴射条件の変化の影響で実質有効な噴射パルス幅が変化し空燃比が変動して運転性が悪化するのを防止する。【解決手段】 エンジン回転数と噴射パルス幅のマップによる分割噴射領域の判定に加えて、分割噴射の場合の最小噴射パルス幅が、噴射パルス幅に対する噴射量特性が略線形となる領域に設定した所定判定値以上かどうかによって、分割,非分割の実行判定を行い、かつ、その分割,非分割の実行判定にヒステリシスを設定する。
請求項(抜粋):
燃料噴射弁に印加する噴射パルスのパルス幅によって燃料噴射量を制御するエンジンの燃料噴射制御装置であって、エンジンの所定状態量に係る運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態の検出値に基づいて所定のパターンによる噴射のための所定条件の成立・不成立を判定する噴射条件判定手段と、前記所定条件の成立時に、1サイクル中に供給する燃料量を前記所定のパターンによるタイミングで噴射する場合の各タイミングの噴射パルス幅を演算し、演算した各タイミングの噴射パルス幅の内の最小噴射パルス幅が所定判定値以上のときに前記所定のパターンによる噴射を可と判定して該パターンによる噴射の実行を決定し、該最小噴射パルス幅が前記所定判定値未満のときには前記パターンによる噴射を不可と判定して該パターンによらない噴射の実行を決定する噴射パターン決定手段とを備え、かつ、前記噴射パターン決定手段の前記所定判定値に基づく判定にヒステリシスが設定されたことを特徴とするエンジンの燃料噴射制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/34 ,  F02D 41/40
FI (2件):
F02D 41/34 F ,  F02D 41/40 D

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