特許
J-GLOBAL ID:200903035941585152

燃料電池発電装置とその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-220530
公開番号(公開出願番号):特開平6-068891
出願日: 1992年08月20日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【目的】低出力運転時に一部のスタックが不具合となったときに不具合となったスタックの運転を停止して正常なスタックはそのまま稼働できる燃料電池発電装置とその制御方法を提供する。【構成】燃料改質器からの改質燃料の一部を燃料電池の燃料ガス排出回路にバイパスするとともに燃料排ガス希釈回路の窒素ガスにより希釈して燃料改質器に供給するとともに空気ブロアからの空気も酸化剤ガス排出回路に一部をバイパスして燃料改質器に送る。
請求項(抜粋):
燃料電池群と、遮断弁と、燃料改質器と、第一のバイパス回路と、酸化剤ガス供給装置と、第二のバイパス回路と、燃料排ガス希釈回路と、直流遮断器と、インバータとを有し、燃料電池群は複数の燃料電池直列ユニットが並列に接続されたものを含み、遮断弁は燃料電池直列ユニットに接続された燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給回路と排出回路にそれぞれ設けられるもので、一部の燃料電池直列ユニットが異常信号を発したときに異常な燃料電池直列ユニットに対して燃料ガスと酸化剤ガスのガス系統を遮断するものであり、燃料改質器は燃料電池群からの燃料排出ガスを燃焼してその燃焼熱により原燃料ガスを水素ガスに改質するものであり、第一のバイパス回路は燃料電池群の低出力運転時に一部の燃料電池直列ユニットが異常信号を発したときに燃料改質器からの燃料の一部を流量制御弁を介して前記燃料ガスの排出回路にバイパスするものであり、酸化剤ガス供給装置は前記燃料電池群に酸化剤ガスを供給するものであり、第二のバイパス回路は燃料電池群の低出力運転時に一部の燃料電池直列ユニットが異常信号を発したときに前記酸化剤ガス供給装置からの酸化剤ガスの一部を流量制御弁を介して前記酸化剤ガスの排出回路にバイパスするものであり、燃料排ガス希釈回路は前記バイパス回路の燃料ガスが合流した燃料排ガス中の燃料ガスを不活性ガスで希釈して燃料改質器に供給するものであり、直流遮断器はインバータおよび前記燃料電池直列ユニットと電気的に直列に接続されるもので、一部の燃料電池直列ユニットが異常信号を発したときに異常な燃料電池直列ユニットに対してその電気系統を遮断するものであり、インバータは燃料電池の直流出力を交流出力に変換するものであることを特徴とする燃料電池発電装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭62-150664
  • 特開昭60-208064
  • 特開平2-260369
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