特許
J-GLOBAL ID:200903035952872226

圧電複合部品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西澤 均
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-092585
公開番号(公開出願番号):特開平6-283952
出願日: 1993年03月26日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】 振動空間を確実に形成するとともに、外装樹脂を加熱硬化させる工程で外装樹脂が飛散って圧電素子の振動部に付着し、共振特性を劣化させることを防止する。【構成】 圧電素子24とコンデンサ素子29の間に形成された隙間30に、あらかじめ所定の形状に成形された固形ワックス1aを挿入し、全体を外装樹脂33で外装した後、加熱して固形ワックス1aを溶融除去することにより、圧電素子24とコンデンサ素子29の間の隙間30に振動空間2aを形成する。
請求項(抜粋):
圧電基板の両主面に振動電極を配設するとともに、該振動電極から圧電基板の端部に引出し電極を引出してなる圧電素子と、誘電体基板の一方の主面に負荷容量形成用の容量電極が形成され、他方の主面に対向電極が形成されたコンデンサ素子とを備え、かつ、前記コンデンサ素子を前記圧電素子と対向させて配置し、圧電素子の引出し電極とコンデンサ素子の容量電極とを導通させるとともに、圧電素子の振動部近傍に振動空間を確保しつつ、全体を外装樹脂により外装してなる圧電複合部品の製造方法において、圧電素子とコンデンサ素子の間に形成された隙間に、あらかじめ所定の形状に成形された固形ワックスを挿入し、全体を外装樹脂で外装した後、加熱して前記固形ワックスを溶融除去することにより、圧電素子とコンデンサ素子の間に所定の振動空間を形成することを特徴とする圧電複合部品の製造方法。
IPC (2件):
H03H 3/02 ,  H03H 9/02

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