特許
J-GLOBAL ID:200903035963236267

固形物粉砕乾燥装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 凡雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-194137
公開番号(公開出願番号):特開平9-024285
出願日: 1995年07月07日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【課題】 小型で、粉砕効率の良好な固形物粉砕乾燥装置を提供する。【解決手段】 投入管32から回転羽根車25の下円盤26上に投入された被粉砕物を、電動モータ22により高速回転される回転羽根車25により、回転羽根車25内を羽根29等に衝突させつつ回転羽根車25の外周方向に搬送し、旋回路ケーシング23内周面に沿って流れる高速旋回気流層によりさらに粉砕して上円盤27の上側を流れる排気流により旋回路ケーシング23の中心部に搬送する。この排気流中の粗粉を、上円盤27の上面に沿って排気流と逆方向に流れる回転気流により高速旋回気流層に戻すとともに、回収ケース30と投入管32から回転羽根車25内に流れる流入気流により回転羽根車25内を通して、高速旋回気流層に戻して、さらに微粉に粉砕し、排気流により回収ケース30に回収する。
請求項(抜粋):
略水平に配され回転駆動される回転羽根車と、前記回転羽根車を該回転羽根車の上部との間に所定の間隙を有して回転可能に収納し、該回転羽根車の回転による旋回気流をその内周面に形成するとともに、前記間隙を回転羽根車の中心方向に向かって流れる排気流を形成する旋回路ケーシングと、前記回転羽根車の回転中心部分に被粉砕物を投入する投入管と、前記旋回路ケーシングの上部に配設され、前記旋回路ケーシングの中央部分において、前記投入管の周囲部分で前記旋回路ケーシングに連通し、前記回転羽根車により粉砕された前記被粉砕物の微粉を前記排気流により回収する回収ケースと、を備えた固形物粉砕乾燥装置であって、前記回転羽根車は、略平行に配設された下円盤と上円盤を有し、該円盤間に該円盤の外周部付近から複数の所定長さの羽根部材が所定間隔で所定方向に配設されており、前記上円盤の中央部分に、前記投入管から投入された前記被粉砕物を下円盤上に落下させる所定の大きさの孔が形成されており、前記旋回路ケーシングは、少なくともその内周面が周方向に多面形状に形成され、各面の繋ぎ目部分に所定長さの縦方向の凹部が形成されていることを特徴とする固形物粉砕乾燥装置。

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