特許

J-GLOBAL ID：200903035966581666

X線CT装置用検出器の製造方法

発明者： 戸波 寛道
出願人/特許権者： 株式会社島津製作所
代理人 (1件)： 西岡 義明
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-044366
公開番号（公開出願番号）：特開平10-239442
出願日： 1997年02月27日
公開日（公表日）： 1998年09月11日
要約：

【要約】【課題】 スライス方向の遮蔽板を簡単に固定することができ、スライス方向の検出器の長さも最小限に抑えることができるとともに、スライス間の不感領域を非常に小さくすることができるX線CT装置用検出器の製造方法を提供する。【解決手段】 所定の治具を用いて支持プレート1、4、スライス方向遮蔽プレート2、遮蔽プレートA、Bで構成されるコリメータ部分を製造する。複数列で構成されるコリメータ部分のX線開口部に一致するようにシンチレータ6及びPDA基板7を配置する。

請求項（抜粋）：

X線のクロストークを防止するためのコリメータ部分のX線開口部にX線検出素子を配列してなる検出器の製造方法において、コリメータ部の全体外形に沿った形状のくりぬき空間をもち、この空間の内のりに沿ってX線遮蔽プレートの側部が嵌挿できる多数の垂直溝を有する治具枠体に、予めカットしたX線遮蔽プレートを前記溝に沿って縦方向に複数枚挿入し、各プレートの下面は支持板に、上面はスライス方向遮蔽板に一体的に接着した後、このスライス方向遮蔽板の上から、再び、予めカットしたX線遮蔽プレートを前記溝に沿って縦方向に複数枚挿入して、各プレートの下面をスライス方向遮蔽板に一体的に接着し、これらの工程により複数のコリメータ列を作成した後、最上列のX線遮蔽プレートの各上面を前記支持板とは別の支持板に接着し、これらを前記枠体から引き抜いてコリメータ部を形成し、このコリメータ部の各X線開口部に対応するようにX線検出素子を配列したことを特徴とするX線CT装置用検出器の製造方法。

IPC (4件)：

G01T 1/20 ,  A61B 6/03 320 ,  A61B 6/03 ,  G01N 23/04

FI (4件)：

G01T 1/20 G ,  A61B 6/03 320 Y ,  A61B 6/03 320 J ,  G01N 23/04