特許
J-GLOBAL ID:200903035974337626

冷凍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西森 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-116626
公開番号(公開出願番号):特開平5-272819
出願日: 1992年03月24日
公開日(公表日): 1993年10月22日
要約:
【要約】【目的】 状態が変化した場合でも追随が速く、しかも安価で精度良好な冷媒の過熱度制御を可能にする。【構成】 温度センサ12で外気温度Tを検出すると共に、圧縮能力把握手段20で圧縮機1の圧縮能力Hzを検出する。運転条件記憶手段21は、外気温度T及び圧縮能力Hzに基づいて適正な過熱度を与える目標吐出温度Tmになるような電動膨張弁4の基準開度を記憶する。一方吐出温度センサ13は、吐出冷媒温度Toを検出し、偏差把握手段22は、この吐出冷媒温度Toが目標吐出温度Tmになるときの弁開度と上記基準開度との差を把握する。そして開度制御手段23がこの差に基づいて上記基準開度を補正し、この補正された基準開度で電動膨張弁4の弁開度を制御することになる。
請求項(抜粋):
圧縮能力可変形の圧縮機(1)に、凝縮器(3)、電動膨張弁(4)、蒸発器(5)を接続して成る冷凍装置であって、上記圧縮機(1)の圧縮能力(Hz)を把握する圧縮能力把握手段(20)と、上記凝縮器(3)での凝縮温度(Tc)、蒸発器での蒸発温度(Te)、外気温(T)の少なくともいずれかの温度を検出する温度センサ(10)(11)(12)と、上記圧縮能力(Hz)と検出温度(Tc)とに関連して圧縮機(1)からの吐出冷媒の目標吐出温度とそのときに必要とされる電動膨張弁(4)の基準開度とを記憶する運転条件記憶手段(21)と、上記圧縮機(1)からの冷媒吐出温度を検出する吐出温度センサ(13)と、特定運転条件において装置運転を行うと共に、当該運転条件において目標吐出温度の得られるときの電動膨張弁(4)の開度と上記基準開度との差を把握する偏差把握手段(22)と、上記運転条件記憶手段(21)での基準開度を上記偏差でもって補正して上記電動膨張弁(4)の開度を制御する開度制御手段(23)を設けたことを特徴とする冷凍装置。

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