特許
J-GLOBAL ID:200903035978401825

光造形物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤川 忠司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-179358
公開番号(公開出願番号):特開2000-006250
出願日: 1998年06月25日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】【課題】 コンピューター等で設計された三次元モデルを上下多数層に平行スライスした際の各断面パターンに基づいて、光硬化型樹脂をレーザー光で硬化させて各パターンの硬化樹脂薄層を一層ずつ形成して積層することにより、設計モデルを具象化した樹脂造形物を得る光造形物の製造方法として、設計モデルが造形途上において上方へ開放した容器状部を生じる形態である場合に、造形途上での周壁部の形崩れを確実に防止する手段を提供する。【解決手段】 容器状部10の内底部に内外を連通する液流通口6を設定し、この液流通口6を有する設計モデルを平行スライスした際の各断面パターンに基づいて、レーザー光の照射による硬化樹脂薄層の積層を行ったのち、得られた樹脂造形物W1〜W3の液流通口6を樹脂にて塞ぐ。
請求項(抜粋):
三次元の設計モデルを上下多数層に平行スライスした際の各断面パターンに基づいて、造形槽に収容した光硬化型樹脂溶液の表面部をレーザー光の照射によって硬化させて各断面パターンの硬化樹脂薄層を下位側から一層ずつ形成すると共に、この硬化樹脂薄層の形成毎に該樹脂溶液中に浸漬した昇降台座を一層分ずつ下降させることにより、該昇降台座上で硬化樹脂薄層を順次積層一体化して設計モデルを具象化した樹脂造形物を得るに当たり、前記設計モデルが、前記硬化樹脂薄層の積層による造形途上において、周方向に閉じた周壁部と底部又は昇降台板との間で上方へ開放した容器状部を生じる形態であるとき、該容器状部の内底部に内外を連通する液流通口を設定し、この液流通口を有する当該設計モデルを平行スライスした際の各断面パターンにて、前記レーザー光の照射による硬化樹脂薄層の積層形成を行ったのち、得られた樹脂造形物の前記液流通口を樹脂にて塞ぐことを特徴とする光造形物の製造方法。
Fターム (9件):
4F213AA44 ,  4F213AG21 ,  4F213WA25 ,  4F213WL03 ,  4F213WL12 ,  4F213WL42 ,  4F213WL62 ,  4F213WL76 ,  4F213WL96

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