特許
J-GLOBAL ID:200903035984617759
遠隔逆反射鏡を使用する頭部取付け式表示観察装置と画像の表示観察方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-508041
公開番号(公開出願番号):特表平10-504661
出願日: 1995年06月07日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】頭部取付け式表示装置(10)は、画像面(15)からの光を焦点合わせするための合焦光学系(21)と、逆反射鏡(23)と、実像を焦点合わせすべく逆反射鏡(23)の方向へ光を向けるビームスプリッタ(22)とを含み、該逆反射鏡(23)から反射される光は、観察のためにビームスプリッタ(22)を経て方向付けされ、それによって共役レンズを効果的に使用して、観察者の目(13)または検出器を画像源(15)に対して、画像源(15)に対する合焦光学系(21)の関係と同じ関係に配置する。逆反射鏡(23)は共通のハウジング(11)または支柱上にビームスプリッタ(22)および合焦光学系(21)とともに取り付け、または遠隔に配置する。共役レンズを使用する画像の形成方法において、光源(15)からの光は逆反射鏡(23)に実像を形成するように焦点合わせされ、かつ観察のために反射される。
請求項(抜粋):
21.合焦光学系を使用し、源からの光の焦点合わせして実像を形成し、 共役光路に光を方向付けて観察位置から観察するために該実像を提供すること、からなり、 上記方向付けは、観察位置と合焦光学系が光学的に画像源に対してほぼ同じ関係に見えるようにすることからなる、 観察用の可視画像として画像源からの画像を提供する方法。31.画像特性を有する入射光を受け、該入射光の少なくとも幾分かを、前記入射光の光路の少なくとも一部に対して共役な関係で、観察のために再方向付けする共役光学系と、 入射光を上記共役光学系へ向けるための合焦光学系と、 からなり、 上記合焦光学系は、上記共役光学系に関して光学センサの入力レンズ手段に光学位置が対応するレンズ手段を含む、 観察用の可視画像などを提供するための光学装置。32.上記共役光学系が逆反射鏡からなる、請求の範囲第31項に記載の装置。33.上記共役光学系がビームスプリッタからなる、請求の範囲第32項に記載の装置。34.上記センサが人の目からなる、請求の範囲第31項に記載の装置。35.画像源から画像をある位置に焦点合わせするための合焦光学系と、 前記合焦光学系からの光を受け、目などによる観察のために光を向けるための共役光学系手段と、 からなり、 目などのレンズは実効的に前記合焦光学系の位置にあり、画像源からの画像は実効的に目などのレンズの画像平面に位置するようになった、 観察のために画像源からの画像を与えるための光学装置。36.源からの光を焦点合わせして実像を形成する合焦手段と、 上記合焦手段からの入射光を受け、該入射光に対して少なくとも部分的に共役な光路に沿って観察位置の方向へ光を反射する逆反射鏡手段と、 光を反射し、透過させるビームスプリッタ手段と、 からなり、 上記ビームスプリッタ手段は上記合焦光学系手段と上記逆反射鏡手段の間の光路内にあり、(a)上記逆反射鏡の方向へ光を反射し、観察のため上記逆反射鏡からの光を透過させることと、(b)上記逆反射鏡へ光を透過させ、観察のため上記逆反射鏡からの光を反射すること、の少なくとも一つを行うように作用し、 上記逆反射鏡手段と上記ビームスプリッタ手段は、画像源が上記レンズ手段に対するのと同じ観察位置への関係において観察位置で観察可能な可視画像を提供するように関係付けられた、 観察位置で画像源からの画像を観察するための光学装置。60.画像源から受けられる光から実像を形成するための入力レンズ手段と、 その上に入射する光の一部を透過しその上に入射する光の一部を反射するためのビームスプリッタ手段と、 光を反射するための逆反射鏡手段と、 からなり、 上記ビームスプリッタ手段と上記逆反射鏡手段は、上記入力レンズ手段からの光を受け、共役な光路を形成して、観察装置のレンズが、画像源に対して前記入力レンズ手段の位置にみえるようにするよう位置決めされ、機能的に協働するようになった、 目やカメラなどの観察装置のレンズヘ可視情報を提供する観察装置。61.画像源と、 上記画像源から受けられる光から実像を形成するための、上記画像源に対して位置決めされる入力レンズ手段と、 その上に入射する光の一部を透過し、その上に入射する光の一部を反射するためのビームスプリッタ手段と、 光を反射するための逆反射鏡手段と、 からなり、 上記ビームスプリッタ手段と上記逆反射鏡手段は、上記入力レンズ手段からの光を受け、共役な光路を形成して、観察装置のレンズが上記画像源に対して前記入力レンズ手段の位置にみえるようにして、実像を形成する上記入力レンズ手段の全視野を表す光を上記観察装置へ提供するように位置決めされ、機能的に協働するようになった、 目やカメラなどの観察装置のレンズへ画像を提供する観察装置。63.画像源からの実像をある位置で焦点合わせするためのレンズ手段と、 前記レンズ手段からの光を受け、観察位置での実像の観察のために観察位置でのレンズ入射部の方向へ光を向けるための共役光学系手段と、 からなり、 上記共役光学系手段は、観察位置にあるレンズ入射部が、機能的にあたかも上記レンズ手段の位置にあるように該レンズ入射部を実効的に配置し、それによって画像源からの画像が実効的に入射レンズの画像平面にあるようにするための手段を含む、 観察位置で画像源からの画像を観察するための光学装置。
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