特許
J-GLOBAL ID:200903035987356530

動力舵取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-014606
公開番号(公開出願番号):特開平8-207792
出願日: 1995年01月31日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【目的】 操舵補助用のモータの出力軸と伝動装置への入力軸とのスプラインによる密な連結を、加工及び組み立ての困難さを伴うことなく実現し、モータの回転力を確実に舵取機構に伝え、安定した動作が可能な電動式の動力舵取装置を提供することを目的とする。【構成】 舵取機構への伝動装置の入力軸となるウォーム軸11の延長部3と、操舵補助用のモータMの出力軸4との突き合わせ端に、夫々の軸心を中心とする球面部3a,4aを設け、夫々の外周にスプライン歯を形成する。これらのスプライン歯に跨がってスリーブ5を噛合させ、このスリーブ5によりウォーム軸11と出力軸4とを連結する。スリーブ5の内側に、軸方向の移動を拘束して規制板50を配し、この規制板50の両面に球面部3a,4aの先端面を当接させ、スリーブ5の軸方向の移動を規制する。規制板50は、望ましくは、弾性体製とする。
請求項(抜粋):
舵取機構への伝動装置を内蔵する伝動ハウジングの外側にモータを取り付け、該モータの出力軸と前記伝動装置への入力軸とを、前記伝動ハウジングの内側にて突き合わせ、夫々の外周に形成されたスプライン歯に跨がって噛合するスリーブを介して連結してなり、前記モータの回転力を前記伝動装置を介して舵取機構に伝えて舵取りを補助する構成とした動力舵取装置において、前記出力軸及び前記入力軸の前記スプライン歯の形成域は、夫々の軸心上に中心を有する球面としてあり、前記スリーブの内側に、前記出力軸及び前記入力軸の端面と当接して、該スリーブの軸方向の移動を規制する規制部材を具備することを特徴とする動力舵取装置。

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