特許
J-GLOBAL ID:200903035994721716

記録担体への位置情報記録方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-187211
公開番号(公開出願番号):特開平11-025624
出願日: 1997年06月30日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 支軸の周りの回転に伴い発生する記録担体の振れに起因する位置情報の記録開始位置と記録終了位置との間の位置ずれを極力小さく抑制し、後に行われる位置情報を用いたトラックに対する追従制御を確実に行うことが可能なトラックを形成することができる記録担体への位置情報記録方法を提供する。【解決手段】 磁気ディスク3への位置情報記録方法では、変位センサ11で回転中の磁気ディスク3の外周面の半径方向の振れを検出し、この検出した振れから磁気ディスク3の回転に同期しない振れ(NRRO)の主要周波数成分の振れをBPF82(図3に示す)で抽出し、抽出された主要周波数成分による振れの波形に基づき、位置情報の記録開始時点における主要周波数成分による振れの値と記録開始時点から磁気ディスク3を1回転させた時点における主要周波数成分による振れの値との差が最小となるように記録開始時点を選択する。
請求項(抜粋):
支軸の周りに回転する記録担体に形成されるトラック上の位置を判別するための位置情報を書込手段により該記録担体に記録する記録担体への位置情報記録方法において、前記記録担体を前記支軸の回りに回転させ、該回転に伴い発生する前記記録担体の振れを検出する工程と、前記検出された振れから前記記録担体の回転に同期しない振れの内の所定周波数成分による振れを抽出する工程と、前記抽出された所定周波数成分による振れに基づき、前記位置情報の記録開始時における前記所定周波数成分による振れの値と前記記録開始時点から前記記録担体を1回転させた時点における前記所定周波数成分による振れの値との差が最小となるように前記記録開始時点を選択する工程と、前記選択した記録開始時点に前記書込手段による前記位置情報の前記記録担体への記録を開始し、前記書込手段により前記位置情報を前記記録担体に記録する工程とを含むことを特徴とする記録担体への位置情報記録方法。

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