特許
J-GLOBAL ID:200903035996736583

インクジェットプリンタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 兼子 直久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-347981
公開番号(公開出願番号):特開2002-144600
出願日: 2000年11月15日
公開日(公表日): 2002年05月21日
要約:
【要約】【課題】 インク流路内に気泡が発生した場合にも印字品質を維持すると共に、発生した気泡を排出するために消費されるインクの消費量を削減することができるインクジェットプリンタを提供すること。【解決手段】 エアトラップ30〜33においては、インクタンク4側の第1室11aと印字ヘッド15側の第2室11bとに画設すると共に、印字時にインクを通過させる第1フィルタ13aが設けられており、印字時には、インク流路内で発生した気泡は、第1室11aを浮力で上昇し、エアトラップの上方に貯溜される。気泡の量が多くなってもインクは第1フィルタ13aを通過し印字ヘッド15への供給量は確保される。一方、回復処理時には、第1フィルタ13aよりも上方部分13eの流動抵抗が小さいため、インクは第1フィルタ13aの上方を越えて流れ、それに伴い貯溜された気泡は排出される。
請求項(抜粋):
1又は複数個のインク吐出口を備え、そのインク吐出口からインクを吐出して印字媒体に対して印字を行う印字ヘッドと、その印字ヘッドに供給されるインクを貯えるインクタンクと、そのインクタンクから前記印字ヘッドにインクを供給するインク流路とを備えたインクジェットプリンタにおいて、前記インクタンクから前記印字ヘッドへインクを供給するインク流路の途中に設けられそのインク流路内で発生する気泡を貯溜する気泡貯溜室と、その気泡貯溜室に溜まった気泡を前記インク吐出口から強制排出してインクの吐出状態を回復させる回復手段と、前記気泡貯溜室の下方部分を前記インクタンク側の第1室と前記印字ヘッド側の第2室とに画設すると共に、印字時にインクを通過させる第1フィルタとを備え、前記気泡貯溜室の、前記第1フィルタよりも上方部分を、その第1フィルタよりもインクの流動抵抗を少なく構成し、印字時には、前記気泡貯溜室の上方部分に気泡を貯溜すると共に、前記回復手段による回復時には、前記第1フィルタの上方を越えるインクの流れを生起して前記気泡貯溜室の上方部分に貯溜した気泡を排出することを特徴とするインクジェットプリンタ。
Fターム (8件):
2C056EA15 ,  2C056EA25 ,  2C056EB51 ,  2C056EB52 ,  2C056EC57 ,  2C056KB24 ,  2C056KB40 ,  2C056KD02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • インクジェット記録装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-306195   出願人:セイコーエプソン株式会社
  • 特開昭61-173945
  • 特開平3-286877

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