特許
J-GLOBAL ID:200903035998255299

核酸分子を特性化する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川崎 隆夫 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-513594
公開番号(公開出願番号):特表平11-512607
出願日: 1996年09月25日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】核酸分子を特性化する方法が開示されている。その方法とは、核酸鋳型、プライマー分子、DNA分子が合成されるようにプライマーを伸長させる酵素、4つの標準的デオキシヌクレオシドトリホスフェート、及び少なくとも1つの非標準的デオキシヌクレオシドトリホスフェートを含む反応混合物の存在下でDNAを合成することを特徴とする。この非標準的デオキシヌクレオシドトリホスフェートは、唯一つの標準的デオキシヌクレオシドトリホスフェートの一部分の代わりに、合成されたDNAにとり込まれる。合成されたDNAは、非標準的デオキシヌクレオシドトリホスフェートの塩基部分を、合成されたDNAから切除するN-グリコシラーゼで処理される。DNAは、それからDNAのホスホジエステルバックボーンが非塩基性部位のところで切断され、これによって少なくとも2つのDNA断片を創出するような方法で処理される。断片は大きさに従って分離される。
請求項(抜粋):
下記の(a)、(b)、(c)、及び(d)を含んでなる核酸分子を特性化するための方法。 (a)下記の(i)〜(v)を含んでなる混合物の存在下でDNAを合成すること、 (i)核酸鋳型 (ii)ヌクレオチド配列を含むプライマー分子であって、その少なくとも一部が、鋳型の1部分に対し、それとハイブリッド形成するに十分に相補的であるもの (iii)DNA分子が合成されうるようにプライマーを伸長する酵素 (iv)四種の標準的デオキシヌクレオシドトリホスフェート、及び (v)少なくとも1種の非標準的デオキシヌクオシドトリホスフェートであって、そしてこのものは唯一の標準的デオキシヌクレオシドトリホスフェートの代わりに、合成されたDNAにとり込まれるもので (b)この合成されたDNAから、非標準的デオキシヌクレオシドトリホスフェートの塩基部分を切除し、それによって非塩基性部位を創生せしめるN-グリコシラーゼと、当該DNAとを接触させること、 (c)結果として全ての非塩基性部位でのホスホジエステルバックボーンの開裂となり、それによって少なくとも2つのDNA断片が創生されるような方法でDNAを処理すること、及び (d)この断片を大きさによって分離すること
IPC (2件):
C12Q 1/68 ,  C12N 15/00 ZNA
FI (2件):
C12Q 1/68 A ,  C12N 15/00 ZNA

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