特許
J-GLOBAL ID:200903035999351500
チルト式ステアリング装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-038631
公開番号(公開出願番号):特開平8-230689
出願日: 1995年02月27日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【目的】 ステアリングコラム2の支持剛性を高くし、しかも高さ調節機構の高さ寸法を小さくして、運転者の膝と干渉しにくくする。【構成】 ステアリングホイールの高さ位置を固定する際には、チルトレバー11によりチルトボルト19を緊締する。この結果、先端面34と抑えブラケット16を構成する第一の抑え腕部25の先端部内側面35との間隔が縮まる。そして、固定ブラケット3aを構成する固定板部5、5の内側面が上記ステアリングコラム2を左右両側から抑え付ける。高さ調節時には、上記チルトボルト19を弛め、第一、第二の係止ピン17、20を長孔6、6に沿って移動させる。
請求項(抜粋):
後端部にステアリングホイールを固定するステアリングシャフトを回転自在に挿通するステアリングコラムと、このステアリングコラムの前端部を、横軸を中心とする揺動自在に枢支する枢支部と、上記ステアリングコラムの中間部両側面に、それぞれがこのステアリングコラムの幅方向に亙って設けられた左右1対の係止孔と、それぞれが上下方向に配置された左右1対の固定板部を有し、これら両固定板部により上記ステアリングコラムの中間部を幅方向左右両側から挟む状態で、車体に固定される固定ブラケットと、上記1対の固定板部の一部で上記各係止孔に整合する部分に形成された、それぞれが上下方向に長い長孔状部と、それぞれが上下方向に配置された第一、第二の抑え腕部とこれら両抑え腕部の下端部同士を連結する連結腕部とにより上方が開口したコ字形に形成された抑えブラケットと、上記第一の抑え腕部の上端部内側面に突設され、上記1対の長孔状部のうちの一方の長孔状部を通じて、上記1対の係止孔のうちの一方の係止孔にその先端部を挿入された第一の係止ピンと、上記第二の抑え腕部の上端部に、この上端部を横方向に貫通する状態で設けられたねじ孔と、このねじ孔に螺合したチルトボルトと、このチルトボルトの内端面中央部に突設され、上記1対の長孔状部のうちの他方の長孔状部を通じて、上記1対の係止孔のうちの他方の係止孔にその先端部を挿入された第二の係止ピンと、上記チルトボルトの外端部にその基端部を固定したチルトレバーとを備えたチルト式ステアリング装置。
前のページに戻る