特許
J-GLOBAL ID:200903036001211919

蓄熱量演算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-090765
公開番号(公開出願番号):特開平5-288615
出願日: 1992年04月10日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】 蓄熱槽の蓄熱量を低コストで正確に求める。【構成】 この発明の蓄熱量演算装置では、蓄熱槽内の熱媒体の低温側と高温側との中間位置に設けた温度センサにより蓄熱槽内の中間位置の熱媒体の温度を測定し、熱量センサにより熱負荷に対する熱媒体の入口側と出口側との温度差から熱負荷における消費熱量を求め、蓄熱量演算部により温度センサが所定の基準温度を横切った時点で演算を開始し、熱媒体が供給する熱量を積算して供給熱量を求め、熱量センサの信号から熱負荷が消費する熱量を積分して消費熱量積分値を求め、これらの供給熱量から消費熱量積分値を引き算することにより蓄熱槽の現在蓄熱量を求める。こうして求めた現在蓄熱量は、蓄熱量制御のために利用する。
請求項(抜粋):
蓄熱槽の低温側または高温側から熱媒体を取り出して熱負荷に熱媒体を供給し、使用後の熱媒体を前記蓄熱槽の高温側または低温側に戻し、逆に前記蓄熱槽の高温側または低温側から熱媒体を取り出して熱源機器により熱量を供給し、前記蓄熱槽の低温側または高温側に戻す蓄熱装置において、前記蓄熱槽内の熱媒体の低温側と高温側との中間位置に設けた温度センサと、前記熱負荷に対する熱媒体の入口側と出口側との温度差から熱負荷における消費熱量を求める熱量センサと、前記温度センサが所定の基準温度を横切った時点で演算を開始し、前記熱源機器が供給する熱量を積分して供給熱量を求め、前記熱量センサの信号から前記熱負荷が消費する熱量を積算して消費熱量積分値を求め、前記供給熱量から消費熱量積分値を引き算することにより前記蓄熱槽の現在蓄熱量を求める蓄熱量演算部とを備えて成る蓄熱量演算装置。

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