特許
J-GLOBAL ID:200903036006896618

ガラス-プラスチック複合材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-113429
公開番号(公開出願番号):特開平10-324545
出願日: 1998年04月23日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 自動車の侵入防止用ガラスとして使用するのに特に好適なガラス-プラスチック複合材であって、特に製造コストを抑えることができ、また可動ウィンドウの場合にガラスシートに取付けられる連結装置との結合部の脆さを解決した複合材を提供する。【解決手段】 本発明では、2枚のガラスシート10,11の縁部に陰影ストリップBが付与される。この陰影ストリップBにはガラス移動機構に連結する装置が取付けられる部分に対応して被覆されない窓部分7が形成されており、脆さが増大するのを避ける。この窓部分7には、被覆の境界に生じる応力集中を避けるために、ドットとされることが好ましい部分陰影の遷移部分8が形成されている。遷移部分8は被覆された側から被覆のない側へ移行するにつれて寸法が減少するドットによる被覆とされるのが好ましい。ガラスシート10,11は同一の湾曲モールド型で同時に湾曲加工されて、組合い不良による不良品化を避け、コストアップを避ける。
請求項(抜粋):
a) 外側ガラスシート(11)の内面(2)と、内側ガラスシート(10)の内面(3)とに対して、それぞれ透明接着剤層として使用されるポリウレタン層(5)を介して接着されたポリカーボネートシート(12)と、b) 内側ガラスシート(10)の外面(4)に付与された透明プラスチック製の飛散防止層(6)とを含んでなる自動車の侵入防止用可動ガラスとして使用するのに特に好適なガラス-プラスチック複合材を製造する方法であって、ガラス移動機構に連結する装置が付与される単数または複数の領域に対応して少なくとも一つの被覆されない窓部分(7)を有する陰影ストリップ(darkening strip )(B)を、少なくとも一方のガラスシート(10,11)の縁部に付与する段階と、ガラス自体に前記ストリップ(B)を緊密に結合させるために炉内で前記ストリップを焼成する段階と、同一の湾曲モールド型で同時に前記ガラスシート(10,11)を湾曲させる段階と、ポリカーボネートおよびポリウレタンの層(5)を使用してこのように形成されたガラスシートを組立てる段階と、このガラス-プラスチック複合材を積層する段階と、内側ガラスシートの外面に飛散防止フィルム(6)を付与する段階と、を実施することを特徴とするガラス-プラスチック複合材の製造方法。
IPC (4件):
C03C 27/12 ,  B32B 17/10 ,  B32B 27/36 102 ,  B60J 1/00
FI (5件):
C03C 27/12 H ,  C03C 27/12 K ,  B32B 17/10 ,  B32B 27/36 102 ,  B60J 1/00 H

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