特許
J-GLOBAL ID:200903036007745567

遠心分離機用温度制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-291536
公開番号(公開出願番号):特開平8-141442
出願日: 1994年11月25日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、遠心分離機のように回転体の温度を一定に保つ制御装置に関するものでり、その目的とするところは、ユーザの設定値に対して高精度な回転体の温度制御を行うことである。【構成】 遠心分離機の回転体1に、伝導、輻射で伝わる熱の影響を表す式を導きだす。次にボウル用温度センサ10と、シャフト・ケース用温度センサ11と、外気温用温度センサ12を用いて各々の温度を計測する。計測された値をA/Dコンバータ19でディジタル信号に変換し、ROM21にプログラムされた式に各々の温度計測値を代入して計算を行い、その計算値にボウル温度を設定し、電子冷却・加熱素子サーモ・モジュール4を用いて、高精度の回転体温度制御を実施する。また磁石15と回転センサ14で回転体の回転数を検出し、外気温用温度センサで検出した外気温と共にシャフトケース温度を予測する。
請求項(抜粋):
分離用の試料を収容する回転体と、該回転体を回転させるための駆動部と、該回転体を収納する回転室と、該回転室と該回転体との間に介在するボウルと、該回転体を出し入れするためのドアとを備えた遠心分離機用温度制御装置において、前記回転体を冷却・加熱するための熱交換器が前記ボウルに取付けられており、且つ前記駆動部の温度と前記熱交換器の温度と前記遠心分離機の雰囲気温度とを温度センサで検出し、該各々の温度をパラメータとすることで前記回転体の温度を制御し、前記回転体の回転数と前記遠心分離機の雰囲気温度とを用いて前記駆動部の温度を予測することを特徴とする遠心分離機用温度制御装置。

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