特許
J-GLOBAL ID:200903036010149169

インバータ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-267651
公開番号(公開出願番号):特開2002-084762
出願日: 2000年09月04日
公開日(公表日): 2002年03月22日
要約:
【要約】【課題】 ブートストラップ方式によってスイッチング素子の駆動電源を得るときに、スイッチング素子の熱損失及び熱損失による破壊を防止する。【解決手段】 インバータ回路10に設けている電源回路28は、チャージポンプ34のコンデンサ32に直流電源26から供給される電力を充電する。定電圧ダイオード40は、この充電電圧VCがツェナー電圧VT1に達するとTr36、38をオンしてアーム駆動回路22へ電力を供給する。また、定電圧ダイオード42は、充電電圧がツェナー電圧VT2まで下がると、Tr38をオフして電力の供給を停止する。これにより、アーム駆動回路は、常にしきい値VGthより高いゲート電圧VGでスイッチング素子16を駆動し、起動時や負荷の低回転時及びロック時にスイッチング素子が臨界状態で駆動されることによる熱損失の発生や熱損失による破壊を確実に防止することができる。
請求項(抜粋):
ブリッジ接続された上アーム用のスイッチング素子及び下アーム用のスイッチング素子と、前記上アーム側のスイッチング素子を駆動する上アーム駆動手段と、前記下アーム側のスイッチング素子を駆動する下アーム駆動手段と、前記下アーム駆動手段へ前記スイッチング素子の駆動用電力を供給する駆動用電源と、前記駆動用電源の電力を前記上アーム駆動手段へ供給する電力供給手段と、を含むインバータ回路であって、前記電力供給手段が、前記駆動用電源から供給される電力を蓄積可能な蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積された電力による充電電圧が前記スイッチング素子を駆動するときのしきい値より高い第1の電圧に達したか否かを検出する第1の電圧検出手段と、前記充電電圧が、前記スイッチング素子を駆動するときのしきい値より高くかつ前記第1の電圧よりも低い第2の電圧に達したか否かを検出する第2の電圧検出手段と、前記充電電圧が前記第1の電圧検出手段によって前記第1の電圧に達したことを検出することにより、蓄積手段に蓄積した電力を前記上アーム駆動手段に供給可能とすると共に、該充電電圧が前記第2の電圧検出手段によって前記第2の電圧まで下降したと検出したときに上アーム駆動手段への電力の供給を停止して、蓄積手段への電力の蓄積を可能とするスイッチ手段と、を含むことを特徴とするインバータ回路。
IPC (3件):
H02M 7/48 ,  H02M 1/08 ,  H02M 7/5387
FI (3件):
H02M 7/48 M ,  H02M 1/08 C ,  H02M 7/5387 Z
Fターム (17件):
5H007AA06 ,  5H007AA17 ,  5H007BB06 ,  5H007CA01 ,  5H007CA02 ,  5H007CB02 ,  5H007CB05 ,  5H007DA03 ,  5H007DB03 ,  5H007DB09 ,  5H007FA02 ,  5H007FA13 ,  5H740BA12 ,  5H740BB05 ,  5H740BB09 ,  5H740BB10 ,  5H740HH07

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