特許
J-GLOBAL ID:200903036010786983

リン酸型燃料電池発電プラント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-036964
公開番号(公開出願番号):特開平6-251787
出願日: 1993年02月25日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 プラント停止中の保管時における燃料電池本体の単位セル内のリン酸体積変化を最小限に抑制可能とする。【構成】 アノード電極およびカソード電極の間にリン酸電解質を保持したマトリックス層を挟んで単位セル5を形成する。複数個の単位セル5と冷却板6を積層して燃料電池本体1を形成する。燃料電池本体1の側面に、反応ガスを供給・排出するマニホールド7を配置し、このマニホールド7と燃料電池本体1との間をシールして電池内空間10を形成する。燃料電池本体1に反応ガスを供給する反応ガス供給ライン41に、電池内空間10の水蒸気分圧を制御する制御手段(42〜46)を設ける。水蒸気分圧測定手段46または交流抵抗測定手段55によって電池内空間10の水蒸気分圧または交流抵抗を測定し、その測定値に応じて水蒸気分圧を制御する。
請求項(抜粋):
アノード電極およびカソード電極の間にリン酸電解質を保持したマトリックス層を挟み、かつ、前記アノード電極およびカソード電極の背面に、燃料ガスおよび酸化剤ガスの流通路を設けて単位セルを形成し、この単位セルを複数個積層し、その積層方向における複数箇所に冷却板を挿入して燃料電池本体を形成し、この燃料電池本体の側面に、前記アノード電極およびカソード電極に燃料ガスおよび酸化剤ガスを供給・排出するマニホールドを配置し、このマニホールドと燃料電池本体との間をシールして電池内空間を形成してなるリン酸型燃料電池を備え、さらに、前記アノード電極およびカソード電極に燃料ガスおよび酸化剤ガスをそれぞれ供給する反応ガス供給ラインを有するリン酸型燃料電池発電プラントにおいて、前記反応ガス供給ラインに、前記電池内空間の水蒸気分圧を制御する制御手段を設けたことを特徴とするリン酸型燃料電池発電プラント。

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