特許
J-GLOBAL ID:200903036025752171

走査レーザー画像投影における画像スペックルを除去する方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-532481
公開番号(公開出願番号):特表2001-509911
出願日: 1998年01月13日
公開日(公表日): 2001年07月24日
要約:
【要約】走査レーザー画像投影で画像スペックルを除去する方法が提案されている。この方法では、位相ホログラムを用いて投影機の照明ビームを複数の部分ビームに分割し、観察者の眼で時間および/または空間的に平均化される異なったスペックルパターンが生じるように、これ等の部分ビームを画面上の投影すべき画素(ピクセル)内で再び重ねる。こうして、特にレーザービーム投影に対して観察時のスペックルが大幅に除去されるか、減少するが、ビーム形状やビーム密度が殆ど変化しないか、変化しない装置が提示されている。
請求項(抜粋):
1.走査するレーザー画像投影で画像スペックルを除去する方法において、位相 ホログラムにより、投影機の照明ビームを部分ビームに分割し、異なったス ペックルパターンが生じ、観察者の眼に時間的および/または空間的に平均 化されるように、画面上の投影すべき画素(ピクセル)の内で再び重なるこ とを特徴とする方法。2.位相ホログラムの代わりに、他の適当なビーム形成装置、例えばレンズアレ ーもしくはフレネルゾーンプレートの形の装置を使用することを特徴とする 請求項1に記載の方法。3.請求項1または2の方法で画像スペックルを除去する装置において、ビーム 形成部材は回転可能あるいは周期的に横に偏向するので、部分ビームが画面 上で移動することを特徴とする装置。4.請求項1の方法で画像スペックルを除去する装置において、位相ホログラム の構造は、例えば外部駆動可能な液晶セルにより時間的に可変でき、それに より部分ビームが投影スクリーン上で移動することを特徴とする装置。5.請求項1の方法で画像スペックルを除去する装置において、部分ビームに回 転運動を与える光学像回転器あるいは他の同等な部材が位相ホログラムの後 ろに配置されていることを特徴とする装置。6.請求項1または2の方法で画像スペックルを除去する装置において、位相ホ ログラムは走査装置の後、前または内部にあることを特徴とする装置。7.請求項1の方法で画像スペックルを除去する装置において、位相ホログラム は画像投影機の投影レンズの中間像面内にあるあることを特徴とする装置。8.請求項1の方法で画像スペックルを除去する装置において、位相ホログラム は静止していて、部分ビームは画像スキャナーあるいは他の適当な装置によ り投影スクリーン上を移動することを特徴とする装置。9.請求項1と6により画像スペックルを除去する装置において、移動させるた め、位相ホログラムを並進または回転させる装置が設けてあることを特徴と する装置。10.請求項1により画像スペックルを除去する装置において、カラー投影の場合 、三原色に対して同時にただ一つの位相ホログラムが設けてあることを特徴 とする装置。11.請求項1により画像スペックルを除去する装置において、カラー投影の場合 、各カラーに対して独立した一つの位相ホログラムが設けてあることを特徴 とする装置。12.請求項1により画像スペックルを除去する装置において、位相ホログラムは 投影ビームを少なくとも二つの部分ビームに分割することを特徴とする装置 。13.請求項1により画像スペックルを除去する装置において、位相ホログラムに 加えて、ビームプロファイルを形成する他の光学部材が設けてあることを特 徴とする装置。14.請求項1により画像スペックルを除去する装置において、画像再生のため、 投影スクリーンが設けてあることを特徴とする装置。15.請求項1により画像スペックルを除去する装置において、画像再生のため、 逆投影スクリーンが設けてあることを特徴とする装置。16.請求項1により画像スペックルを除去する装置において、画像再生のため、 ホログラムが設けてあることを特徴とする装置。
IPC (2件):
G02B 27/48 ,  G02B 26/10
FI (2件):
G02B 27/48 ,  G02B 26/10 C

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