特許
J-GLOBAL ID:200903036026410754

レトルト殺菌方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 羽鳥 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-333957
公開番号(公開出願番号):特開平7-184615
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 レトルト殺菌において、加熱媒体である蒸気と熱水の混合時に起こる水撃作用による異音の発生を防止するとともに、レトルト釜内の温度分布を効率よく均一化する。【構成】 パウチ食品や缶詰などの被殺菌物rを収容するレトルト釜10の内部に、熱水噴射用配管11,11と蒸気噴射用配管12,12を設ける。その熱水噴射用配管11,11と蒸気噴射用配管12,12は、被殺菌物rの下側に且つその両側に一本ずつ並設される。また、レトルト釜10の底部には蒸気配管13を設け、上部には熱水配管14,・・・を設ける。そして、レトルト釜10の底部に供給した水を前記蒸気配管13で予熱し、これを熱水噴射用配管11,11と熱水配管14,・・・から噴射する。また、同時に蒸気噴射用配管12,12から蒸気を噴射し、熱水噴射用配管11,11から噴射される熱水にこの蒸気を混合する。
請求項(抜粋):
レトルト釜の内部に被殺菌物を収容し、そのレトルト釜内にて被殺菌物の加熱殺菌を行うレトルト殺菌に於いて、前記レトルト釜の底部に被殺菌物が浸水しない程度まで給水した後、前記レトルト釜内に蒸気を導入してその水を予熱し、しかる後その熱水を被殺菌物に向けて噴射すると同時に、外部からレトルト釜内に導入した蒸気を前記熱水に添わせて噴射するようにしたレトルト殺菌方法。

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