特許

J-GLOBAL ID：200903036029799652

工作機械の割り出し装置

発明者： 松本 和彦
出願人/特許権者： 株式会社森精機製作所
代理人 (1件)： 下市 努
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-059576
公開番号（公開出願番号）：特開2000-254836
出願日： 1999年03月08日
公開日（公表日）： 2000年09月19日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】 割り出しに要する時間の短縮,及び割り出し精度の向上を図りながら、旋回機構にウォームギヤとウォームホイールとの組み合わせを採用した場合の噛み合い位置の変動を防止できる工作機械の割り出し装置を提供する。【解決手段】 刃物台本体(回転部)11が搭載された回転台20に固定された回転側カップリング26に固定されたウォームホイール60にウォームギヤ61を噛合させ、同カップリングと、刃物台本体の支持プレート9に固定された固定側カップリング27との両方に噛合する結合カップリング32を噛合位置と噛合解除位置との間で進退可能に設け、更に、固定側/回転側、両カップリングと支持プレートとの間に配設した基準面ピストン65を、結合カップリングが噛合位置の時には固定側カップリングに圧接させて同カップリングの基準面をなし、噛合解除位置の時は、同カップリングとの間に隙間を形成するように移動可能に構成した。

請求項（抜粋）：

工具又はワークが取り付けられる回転部をベース上に回転割り出し及びクランプ可能に搭載した工作機械の割り出し装置において、上記回転部に固定された回転側カップリングと上記ベースに固定された固定側カップリングとの両方に噛合して該回転側カップリングを規定の割り出し角度位置に固定する結合カップリングを噛合位置と噛合解除位置との間で進退可能に設け、上記固定側,回転側カップリングと上記ベースとの間に基準面ピストンを配設し、該基準面ピストンは、上記結合カップリングが噛合位置にあるときには上記固定側カップリングに圧接することにより回転側カップリングの基準面をなし、上記結合カップリングが噛合解除位置にあるときには回転側カップリングとの間に隙間を生じさせるように移動可能に構成されていることを特徴とする工作機械の割り出し装置。

Fターム (5件)：

3C028BB01 ,  3C028DD16 ,  3C028EE13 ,  3C028FF03 ,  3C028FF04