特許
J-GLOBAL ID:200903036035608877

高速目標体対処用のヘッドオン状態誘導装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-113887
公開番号(公開出願番号):特開平10-300400
出願日: 1997年05月01日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】本発明は、会合時において目視線角が0に近づくように、飛翔体のシーカ首振角、横方向の速度、加速度の情報を用いて、加速度指令を算出することにより、飛翔体を誘導することができる装置を提供することを目的とする。【解決手段】飛翔体の速度と加速度を検出する慣性装置1と、目視線角速度ωとシーカ首振角λと相対速度Vcと相対距離Rを検出するシーカ2と、ヘッドオン誘導則用演算装置20と比例航法用演算装置24からなる演算装置3と、操舵翼5を制御する操舵装置4とからなり、ヘッドオン誘導則用演算装置20は、演算装置21、22、23からなり、比例航法用演算装置24は、比例航法に基づく加速度指令εを出力し、演算装置21は、シーカ首振角λに基づく加速度指令δ1を出力し、演算装置22は、横方向の速度vに基づく加速度指令δ2を出力し、演算装置23は、横方向の加速度nに基づく加速度指令δ3を出力する。
請求項(抜粋):
(A)飛翔体の速度と加速度を検出する慣性装置(1)と、(B)目視線角速度(ω)とシーカ首振角(λ)と相対速度(Vc)と相対距離(R)を検出する誘導装置(シーカ)(2)と、(C)ヘッドオン誘導則用演算装置(20)と比例航法用演算装置(24)からなる演算装置(3)と、(D)操舵翼(5)を制御する操舵装置(4)とからなり、(E)前記ヘッドオン誘導則用演算装置(20)は、第1情報処理用演算装置(21)と、第2情報処理用演算装置(22)と、第3情報処理用演算装置(23)とからなり、(F)前記比例航法用演算装置(24)は、誘導装置(シーカ)(2)から目視線角速度(ω)と相対速度(VC )の信号を入力して比例航法に基づく加速度指令(ε)を出力し、(G)前記ヘッドオン誘導則用演算装置(20)の第1情報処理用演算装置(21)は、誘導装置(シーカ)(2)からシーカ首振角(λ)の信号を入力し、前記シーカ首振角(λ)の情報に基づく第1加速度指令(δ1)を出力し、(H)前記ヘッドオン誘導則用演算装置(20)の第2情報処理用演算装置(22)は、慣性装置(1)から飛翔体の横方向の速度(v)の信号を入力し、前記横方向の速度(v)に基づく第2加速度指令(δ2)を出力し、(I)前記ヘッドオン誘導則用演算装置(20)の第3情報処理用演算装置(23)は、慣性装置(1)から飛翔体の横方向の加速度(n)の信号を入力し、前記横方向の加速度(n)に基づく第3加速度指令(δ3)を出力し、(J)前記ヘッドオン誘導則用演算装置(20)は、前記第1加速度指令(δ1)と第2加速度指令(δ2)と第3加速度指令(δ3)を加算して、ヘッドオン誘導則用演算装置(20)としての加速度指令(δ)を作成し、(K)前記演算装置(3)は、比例航法用演算装置(24)により作成した比例航法に基づく加速度指令(ε)に、ヘッドオン誘導則用演算装置(20)により作成した加速度指令(δ)をバイアスとして加算し、飛翔体と目標体の会合時に、目標体(200)に対して、飛翔体(100)をヘッドオン状態にするための加速度指令(nC )を、操舵装置(4)に出力することを特徴とする高速目標体対処用ヘッドオン状態誘導装置。
IPC (3件):
F42B 15/01 ,  G01S 13/88 ,  G05D 1/12
FI (3件):
F42B 15/01 ,  G01S 13/88 M ,  G05D 1/12 D

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