特許
J-GLOBAL ID:200903036035817670

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-013119
公開番号(公開出願番号):特開2002-357106
出願日: 2002年01月22日
公開日(公表日): 2002年12月13日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の始動性を確保でき、且つバルブタイミングの可変領域を拡大できるバルブタイミング調整装置を提供すること。【解決手段】 ロータ回転制限手段は、ロータ5が通常遅角位置から更に遅角側へ回転することを阻止するもので、VVT1の遅角室7から油圧が導入される制御室(第1制御室16と第2制御室17)と、この制御室の油圧を受けて可動する遅角制限ピン18とを具備している。このロータ回転制限手段は、高負荷運転時以外には、両制御室16、17に遅角圧が導入されて、遅角制限ピン18が制限位置に押し出されることにより、ロータ5が通常遅角位置より更に遅角側へ回転することを阻止している。また、高負荷運転時には、第1制御室16が大気に開放されて油圧が低下することにより、遅角制限ピン18が後退位置に押し下げられて、ロータ5が最遅角側へ回転することを許容する。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸から回転力が伝達されて回転するハウジング部材と、前記内燃機関のカム軸に固定され、且つ前記ハウジング部材に対し所定の角度範囲で相対回転可能に設けられたロータと、前記ハウジング部材の内部で前記ロータとの間に形成される油圧室と、前記ロータと一体に設けられ、前記油圧室に収容されて前記油圧室を進角室と遅角室とに二分するベーンと、前記進角室及び遅角室に対し作動油が流れる方向を制御するオイル制御弁と、前記ハウジング部材に対する前記ロータの最進角位置と最遅角位置との間に中間位相位置が設定され、前記ロータが前記中間位相位置より遅角側へ回転することを阻止できるロータ回転制限手段とを備え、このロータ回転制限手段は、前記ロータの回転軌道を遮る制限位置と前記ロータの回転を許容する後退位置との間で移動可能に設けられた制限ピンと、この制限ピンを前記後退位置から前記制限位置へ押し出す方向に油圧が導入される第1制御室と、前記制限ピンを前記制限位置から前記後退位置へ押し下げる方向に油圧が導入される第2制御室とを有し、前記制限ピンに作用する前記第1制御室と第2制御室との圧力差に応じて前記制限ピンを動作させることを特徴とするバルブタイミング調整装置。
Fターム (24件):
3G018BA33 ,  3G018CA20 ,  3G018DA18 ,  3G018DA53 ,  3G018DA54 ,  3G018DA56 ,  3G018DA57 ,  3G018DA58 ,  3G018DA72 ,  3G018DA73 ,  3G018DA83 ,  3G018DA85 ,  3G018EA12 ,  3G018EA21 ,  3G018EA32 ,  3G018EA33 ,  3G018FA16 ,  3G018GA02 ,  3G018GA04 ,  3G018GA06 ,  3G018GA07 ,  3G018GA11 ,  3G018GA14 ,  3G018GA38
引用特許:
審査官引用 (1件)

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