特許
J-GLOBAL ID:200903036041769432

プログラムトレース方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯村 雅俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-238164
公開番号(公開出願番号):特開平7-093182
出願日: 1993年09月24日
公開日(公表日): 1995年04月07日
要約:
【要約】【目的】 特定の処理(トレース対象処理)に関してのみトレースデータを収集でき、トレース対象処理の関連タスク集合を事前に求めなくても、自動的に関連タスク集合に属するタスク内でトレースを行うようにし、かつ、これらを実現するに際して、アプリケーションプログラムを変更しなくても、OSだけで対処可能とするプログラムトレース方法を提供すること。【構成】 トレース対象処理を実行するために送受されるメッセージ中にトレースを制御するデータ(トレース制御データ)を付加し、前記トレース制御データによりトレースを行うことを指定したメッセージを処理するときにのみトレースを行い、また、タスク内において、ある受信メッセージに起因して当該タスクから送られる送信メッセージに受信メッセージのトレース制御データを引き継ぎ、複数のノードにまたがって並行に行われる複数の処理の中で、前記トレース対象処理に関するプログラムだけをトレースすることを特徴とするプログラムトレース方法。
請求項(抜粋):
プロセッサとメモリおよび周辺装置を有するノードが1つ以上存在するシステムにおいて、それぞれのノードに多重処理単位となるタスクが複数配置され、該複数のタスクが互いにメッセージをやり取りすることで複数の処理を進める場合に、前記複数の処理中のある特定の処理(トレース対象処理)に着目して、該処理に関するプログラムの実行をトレースする際に、前記トレース対象処理を実行するために送受されるメッセージ中にトレースを制御するデータ(トレース制御データ)を付加し、当該トレース対象処理を実行するタスクにおいて、前記トレース制御データによりトレースを行うことを指定したメッセージを処理するときにのみトレースを行い、また、前記タスクに、前記トレース制御データの引き継ぎを制御する情報を設定可能とすることにより、該タスク内において、ある受信メッセージに起因して当該タスクから送られる送信メッセージに受信メッセージのトレース制御データを引き継ぎ、複数のノードにまたがって並行に行われる複数の処理の中で、前記トレース対象処理に関するプログラムだけをトレースすることを特徴とするプログラムトレース方法。
IPC (2件):
G06F 11/28 310 ,  G06F 9/46 330
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-181132

前のページに戻る