特許
J-GLOBAL ID:200903036047406021

表皮への樹脂一体化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-086359
公開番号(公開出願番号):特開平5-253939
出願日: 1992年03月09日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 表皮と熱可塑性樹脂との一体化を効率よく行なうとともに、一体化されたものの品質を向上させる。【構成】 真空成形用コアー型31とめす型71とで表皮材Hを挟持して、これを真空成形して賦形し、賦形後の表皮Hpをキャビィティに残存させたままのめす型71を、めす型の回転を介して射出成形用コアー型51に対向させる。そして、この両型で表皮Hpを挟持してめす型内に残存したままの表皮Hpと射出成形用コアー型51の型面との間に熱可塑性樹脂を射出して表皮Hpと熱可塑性樹脂とを一体化させる。しかも、型で挟持した状態での真空成形と射出成形による樹脂の一体化とを同時に開始する。
請求項(抜粋):
コアー型をめす型に対向させて移動自在に備えた真空成形機と、該真空成形機のめす型とキャビィティ形状が同一のめす型を備えるとともに該めす型に対向させて移動自在なコアー型を備えた射出成形機とを用いて、前記真空成形機により真空成形された表皮と、前記射出成形機により射出された熱可塑性樹脂とを一体化させる表皮への樹脂一体化方法であって、前記真空成形機におけるめす型とコアー型との間に搬送されたシート状の表皮材を両金型により挟持して真空成形する真空成形工程と、真空成形されて賦形された表皮を真空成形用のめす型内に残存させたまま、真空成形用のコアー型を該めす型から離間するめす型離間工程と、該賦形された表皮を残存させたままの真空成形機側のめす型と前記射出成形機側のめす型とを、両めす型を回転軸を中心に回転対象に備えためす型回転機器により回転させ、前記賦形された表皮を残存させたままの真空成形機側のめす型の前記射出成形機側のコアー型への対向と、前記射出成形機側のめす型の前記真空成形機側のコアー型への対向とを行なうめす型対向工程と、前記射出成形機側のコアー型に対向しためす型に向けた該コアー型の移動を介した、前記残存したままの表皮と該コアー型の型面との間における前記熱可塑性樹脂の充填用間隙の保持と、前記射出成形機側のコアー型からの前記熱可塑性樹脂の射出と、該射出された熱可塑性樹脂の前記充填用間隙への充填とを行なう射出成形工程とを備え、前記真空成形工程と射出成形工程とを、前記めす型対向工程の完了後に同時に、又は所定の時間差を持って開始することを特徴とする表皮への樹脂一体化方法。
IPC (6件):
B29C 33/34 ,  B29C 45/14 ,  B29C 45/26 ,  B29C 51/36 ,  B29C 69/02 ,  B29L 31:58

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