特許
J-GLOBAL ID:200903036047993601

ファジー論理処理を用いるガウス雑音の適応的フィールド内減少方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高月 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-128359
公開番号(公開出願番号):特開平10-336490
出願日: 1998年05月12日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】ファジー論理プロセッサによって各画素を再構成することにより、行単位で走査されるメモリフィールド中のガウス雑音のレベルを下げる。【解決手段】ファジー論理プロセッサ(図中下側の3ブロック)は、現在の走査行およびその前の走査行から画定される処理ウィンドウに属する処理対象の画素の隣接画素値を処理し、これにより、ろ波システムに必要なメモリ容量を1行分に減らす。該システムは、現在の1フィールド中で適応的ろ波を実行し、連続フィールドに対して動作する従来の適応的ろ波システムにおけるような「エッジ平滑化」効果を生じさせない。
請求項(抜粋):
行単位で走査されるフィールドに関するデータストリームに含まれたガウス雑音のろ波方法において、現在走査されている行のデータとともに所定画素数の二次元処理ウィンドウを画定するために前走査行の情報を記憶する行程と、現走査行中の処理画素値(X)と前記処理ウィンドウに属する隣接画素値(Xi)との差(Di)を計算し、該差の最小値(Dmin)および最大値(Dmax)を決定する行程と、第1のメンバーシップ関数(メンバーシップ1)にしたがって、前記処理画素値(X)、前記最小差(Dmin)および最大差(Dmax)、そして所定の感覚的応答(HVS)から導出される少なくとも一つのパラメータ(λ)をファジー論理によって処理し、第1の重み付け係数(Kn)を生成する行程と、前記第1の重み付け係数(Kn)にしたがって前記差(Di)のしきい値対(Th1,Th2)を生成する行程と、第2のメンバーシップ関数(メンバーシップ2)にしたがって、前記差(Di)および前記しきい値対(Th1、Th2)をそれぞれファジー論理によって処理し、第2の重み付け係数(Ki)の対応する集合を生成する行程と、前記各差(Di)をそれぞれの第2の重み付け係数(Ki)と合わせる行程と、該合わせた結果を合算して、前記処理画素(X)の補正値(Xout)を生成する行程と、を含むことを特徴とするろ波方法。
IPC (2件):
H04N 5/21 ,  G06T 5/00
FI (2件):
H04N 5/21 Z ,  G06F 15/68 350

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