特許
J-GLOBAL ID:200903036053171702

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-012364
公開番号(公開出願番号):特開平7-217470
出願日: 1994年02月04日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】 パージガスに影響されることなく、リーン運転時にオープン制御により空燃比を最適に制御する。【構成】 始動後のストイキ運転での空燃比フィードバック制御中に学習する際(D)、先ずパージガスの導入を停止して学習し、ベース学習値を得る。そして、ベース学習後に、パージガスの導入を開始して、このときの学習により、通常学習値を得る。これらの学習後、リーン運転を許可する。そして、リーン運転時には、ベース学習値と通常学習値とのうち、より空燃比をリッチにする方を選択し(G)、この選択された学習値を用いて、空燃比をオープン制御する(F)。
請求項(抜粋):
燃料タンクにて発生した蒸発燃料を吸着剤に吸着させ、所定の運転条件で吸着剤から蒸発燃料を脱離させて吸入空気中へ導入する蒸発燃料処理装置を備えると共に、理論空燃比による運転と希薄空燃比による運転とが可能な内燃機関の空燃比制御装置において、理論空燃比による運転時に、空燃比を検出し理論空燃比と比較して燃料供給量に対する空燃比フィードバック補正係数を設定しこれにより燃料供給量を補正するストイキ運転時空燃比フィードバック制御手段と、燃料供給量補正用の機関運転状態のエリア別の学習値をベース学習値と通常学習値との2種記憶する学習値記憶手段と、空燃比フィードバック制御中の空燃比フィードバック補正係数に基づいて前記学習値記憶手段における機関運転状態のエリア別の学習値を更新する学習値更新手段と、この学習値更新手段にて更新する学習値として、前記蒸発燃料処理装置による吸入空気中への蒸発燃料の導入の有無に応じ、非導入時にベース学習値、導入時に通常学習値をそれぞれ選択する更新時学習値選択手段と、希薄空燃比による運転時に、前記学習値記憶手段における機関運転状態のエリア別の学習値により燃料供給量を補正してオープン制御を行わせるリーン運転時オープン制御手段と、このリーン運転時オープン制御手段にて燃料供給量の補正に用いる学習値として、ベース学習値と通常学習値とからいずれか一方を選択するリーン運転時学習値選択手段と、を設けたことを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (6件):
F02D 41/02 330 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02D 45/00 301 ,  F02D 45/00 340 ,  F02M 25/08 301
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-087935
  • 特開昭63-131843
  • 特開昭61-112755

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