特許
J-GLOBAL ID:200903036053474667

動体像抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-116526
公開番号(公開出願番号):特開平7-320035
出願日: 1994年05月30日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】 環境の変化に応じた最適な閾値を設定し、正確で高速に動体像を抽出する。【構成】 画像入力部10により、ある場所の画像を撮り、差分処理11により、背景画像と入力画像との差分画像を求める。差分画像特徴値抽出処理12により、差分画像の最大濃度値を求める。初期設定処理13により、規定フレーム数の最大濃度値の平均値を求める。背景画像更新処理14により、背景画像メモリの内容を入力画像メモリの内容に書き換え、複数フレームの最大濃度値を求める。画像変化検出処理15により、入力画像に動体が含まれているか判断し、動体が含まれていなければ、背景差分特徴配列更新処理16により、最大濃度値の配列を更新し、その平均値を求める。最適閾値設定処理17により、背景画像データの濃度値の平均値と背景差分最大濃度値とから、最適閾値を求め、動体出力部18により、最適閾値を用いて入力画像を二値化し、動体像19を抽出する。
請求項(抜粋):
予め記憶された動体像の存在しないときの背景画像と逐次入力される入力画像との差分画像を閾値との比較により二値化して変化領域を求め、前記変化領域を動体像として抽出する動体像抽出方法において、現在と過去の背景画像同士の差分画像を求める差分処理と、前記差分画像の最大濃度値を求める差分画像特徴値抽出処理と、前記現在の背景画像を過去の背景画像とし、新たに入力される背景画像を現在の背景画像とする背景画像更新処理と、前記差分処理と差分画像特徴値抽出処理と背景画像更新処理とを所定の回数繰り返して行い複数フレームの最大濃度値の配列からその平均値である背景差分最大濃度値を求める初期設定処理と、前記背景差分最大濃度値、及び前記背景画像の濃度値に基づいて前記閾値を設定する最適閾値設定処理とを、実行することを特徴とする動体像抽出方法。
IPC (2件):
G06T 1/00 ,  G06T 7/20
FI (2件):
G06F 15/62 380 ,  G06F 15/70 410

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