特許
J-GLOBAL ID:200903036053722539

インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-104733
公開番号(公開出願番号):特開平6-312520
出願日: 1993年04月30日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】【目的】 濃度の異なるインクを用いたインクジェット記録方式において、各走査による記録領域の境界で印字デューティーに起因して発生するつなぎスジを緩和する。【構成】 記録ヘッドにおける各インクY,M,C,Kについて濃および淡のインクを吐出する吐出口列を相互に2画素相当分離間して配置し、かつ紙送りを4画素相当分行うことにより、走査による記録領域の境界を、淡インクの場合は各画像領域の中央に、濃インクの場合は各画像領域の境界にそれぞれ位置させることができ、記録領域の境界での相対的な印字デューティーを低下させ、つなぎスジを緩和できる。
請求項(抜粋):
同系色について複数の濃度の異なるインクを吐出する記録ヘッド部であって、当該複数の濃度の異なるインクを吐出するそれぞれ複数の吐出口群を、該吐出口群の配列ピッチと異なる量、所定方向にずらして配設した記録ヘッド部を用い、該記録ヘッド部の吐出口から被記録媒体にインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置において、前記記録ヘッド部を吐出口配設にかかる前記所定方向と異なる方向に走査させる走査手段と、前記被記録媒体を前記記録ヘッド部に対して、前記所定方向に、相対的に搬送するための搬送手段と、前記記録ヘッドにおけるインク吐出、前記走査手段による走査および前記搬送手段による搬送を制御し、前記記録ヘッド部を前記被記録媒体に対して複数回重複して走査させ、当該重複走査領域に対して当該複数回の走査でそれぞれ濃度の異なるインクを吐出できるよう前記被記録媒体を搬送させ、および前記重複走査領域に吐出されるインクの当該領域に対する密度を、該密度の可能な最大の密度より小さい所定密度以下とする記録制御手段と、を具えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
IPC (4件):
B41J 2/21 ,  B41J 2/05 ,  B41J 2/205 ,  B41J 2/13
FI (4件):
B41J 3/04 101 A ,  B41J 3/04 103 B ,  B41J 3/04 103 X ,  B41J 3/04 104 D
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-215541

前のページに戻る