特許
J-GLOBAL ID:200903036056870318

微分干渉顕微鏡、およびこれを用いる顕微鏡画像処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-325184
公開番号(公開出願番号):特開平10-161031
出願日: 1996年12月05日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 シェア量を変えることができる透過型微分干渉顕微鏡を提供する。【解決手段】 照明光源61からの光線を第1の偏光手段62で直線偏光に変換した後、偏光分離手段63で偏光方向が互いに直交する2つの直線偏光に分離して照明光学系64,65 を経て被観察物体66に照射し、該被観察物体66を透過する2つの直線偏光を観察光学系67,68 を偏光合成手段69により同一光路上に合成した後、第2の偏光手段70で干渉させて結像面71に結像させるようにした透過型微分干渉顕微鏡において、偏光分離手段63は、被観察物体66上での振動方向が互いに直交する2つの直線偏光の分離量を可変できるよう構成し、偏光合成手段69は、被観察物体66と第2の偏光手段70との間で、振動方向が互いに直交する2つの直線偏光が平行に進行する位置に配置し、偏光分離手段63による2つの直線偏光の分離量の変化に合わせて2つの直線偏光を同一光路に合成するよう構成する。
請求項(抜粋):
照明光源と、この照明光源からの光線を直線偏光に変換する第1の偏光手段と、この第1の偏光手段により変換された直線偏光を振動方向が互いに直交する2つの直線偏光に分離する偏光分離手段と、この偏光分離手段で分離された振動方向が互いに直交する2つの直線偏光を被観察物体に導くコンデンサレンズを含む照明光学系と、前記被観察物体を観察する対物レンズを含む観察光学系と、前記偏光分離手段により分離された振動方向が互いに直交する2つの直線偏光を同一光路上に合成する偏光合成手段と、この偏光合成手段により同一光路上に合成された2つの光線を干渉させる第2の偏光手段とを有する透過型微分干渉顕微鏡において、前記偏光分離手段は、前記被観察物体上での振動方向が互いに直交する2つの直線偏光の分離量を可変できるよう構成し、前記偏光合成手段は、前記被観察物体と前記第2の偏光手段との間で、振動方向が互いに直交する2つの直線偏光が平行に進行する位置に配置し、前記偏光分離手段による2つの直線偏光の分離量の変化に合わせて前記2つの直線偏光を同一光路に合成するよう構成したことを特徴とする透過型微分干渉顕微鏡。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭51-072448

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