特許
J-GLOBAL ID:200903036057182300

高温燃料電池のシール方法及びこの方法によりシールされた燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富村 潔
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-510685
公開番号(公開出願番号):特表平8-502623
出願日: 1993年10月27日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】高温燃料電池や燃料電池スタックを構成する際、気密なろう付けにおいて時として漏洩個所が生ずる問題がある。このような漏洩個所は全体効率を減少させ化学的な短絡及びこれに伴う局所的過熱により更なる障害を招来する。このため本発明では、相互に及び外部に対してシールされるべき多くのガス室及び/又はガス通路に高温において少なくとも2種の異なるガスの各々1種が流され、そのうち第一のガスは金属イオン透過性及び/又は酸素イオン透過性の酸化物に酸化可能なガス状化合物を含み、第二のガス並びにその他のガスは酸素を含むかもしくは放出するようにする。この発明は、燃料電池を製造する際に適用可能である。
請求項(抜粋):
高温燃料電池(2、4)の個々の部品間にあるガス室及び/又はガス通路の非気密性をシールする方法であって、少なくとも2種の異なるガスを使用し、そのうち第一のガスは金属イオン透過性及び/又は酸素イオン透過性の酸化物に酸化可能な少なくとも1種のガス状化合物を含み、第二のガス並びに場合によってはその他のガスは酸素を含みもしくは放出するものであり、相互に及び外部に向かってシールされるべきガス室(78)及び/又はガス通路(48乃至55)に高温において第一、第二及び/又はその他のガスが、一方の側の非気密部が第一のガスで、他方の側の非気密部が第二及び或いはその他のガスで洗われるように流されることを特徴とする高温燃料電池のシール方法。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/12

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