特許
J-GLOBAL ID:200903036058191485

ローラクラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-023399
公開番号(公開出願番号):特開平9-196090
出願日: 1996年01月18日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 ローラが傾いてスプリングに作用した場合にも、スプリングがへたりを起こすのを防止すると共に、ローラやスプリングの耐摩耗性を向上させる。【解決手段】 ローラクラッチ30は、内周面にカム面32a を有する円筒状の外輪32と、該外輪32の内側に同心に挿入された断面円形の軸34と、該軸34の外周面と前記外輪32の内周面との間に挿入された複数本のローラ36と、ポケット38内にローラ36を夫々保持する保持器40と、該保持器40の各柱部48a,48b と各ローラ36との間に設けられて各ローラ36を周方向に押圧するスプリング42とを備える。前記スプリング42は、両側の折り返し部42a,42a で内向きに折り返した押圧片42b,42b を備える。前記保持器40には前記押圧片42b,42b の折り返し部42a,42a の内方に位置して該押圧片42b,42b の変形量を制限する突出部52,52 が設けられる。
請求項(抜粋):
内周面にカム面を有する円筒状の外輪と、該外輪の内側に同心に挿入された断面円形の軸と、該軸の外周面と前記外輪の内周面との間に挿入された複数本のローラと、一対の円輪状のリム間の周方向に柱部を等間隔に形成して隣設する柱部間に設けられたポケット内に前記複数本のローラを夫々保持する保持器と、該保持器の各柱部と前記各ローラとの間に設けられて各ローラを周方向に押圧するスプリングとを備えたローラクラッチにおいて、前記スプリングがばね材の少なくとも一端部を内向きに折り返し形成してなる押圧片を有すると共に、前記保持器には前記押圧片の折り返し部内方に位置して該押圧片の変形量を制限する突出部が設けられていることを特徴とするローラクラッチ。

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