特許

J-GLOBAL ID：200903036064945726

蒸気タービン装置

発明者： 寺島 正春
出願人/特許権者： 日立造船株式会社
代理人 (1件)： 森本 義弘
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-087087
公開番号（公開出願番号）：特開平10-280910
出願日： 1997年04月07日
公開日（公表日）： 1998年10月20日
要約：

【要約】【課題】設備コストの低減化および操作の簡易化を図り得る蒸気タービン設備を提供する。【解決手段】蒸気タービン3と、この蒸気タービン3から排出される排気蒸気を排気蒸気移送管4を介して導き復水を行う復水器5と、この復水器5からの復水を復水移送管6を介して導き蓄える排気復水タンク7と、復水器5内部の非凝縮ガスを抜き出すエジェクタ22が設けられた抽気管21とを具備する蒸気タービン装置1において、排気蒸気移送管6、抽気管21および排気復水タンク7に、不活性ガスボンベ31から、窒素ガスを不活性ガス供給管33〜35を介して供給するようになし、上記排気蒸気移送管4内の排気蒸気圧力を検出する圧力検出器36を設けるとともに、この圧力検出器36からの圧力値に基づき不活性ガス供給管に設けられた制御弁32を制御する圧力制御装置37を具備したものである。

請求項（抜粋）：

蒸気タービンと、この蒸気タービンから排出される排気蒸気を排気蒸気移送管を介して導き復水を行う復水器と、この復水器からの復水を復水移送管を介して導き蓄える排気復水タンクと、復水器内の気体を取り出すエジェクタが設けられた抽気管とを具備する蒸気タービン装置において、少なくとも上記抽気管、排気蒸気移送管、排気復水タンクのいずれかに不活性ガスを供給するガス供給装置を具備させ、かつ上記排気蒸気移送管内の排気蒸気圧力を検出する圧力検出器を設けるとともに、この圧力検出器からの圧力値に基づき上記ガス供給装置を制御する圧力制御装置を具備させたことを特徴とする蒸気タービン装置。