特許
J-GLOBAL ID:200903036068130239
ヘリウム冷却高温ガス炉
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-147806
公開番号(公開出願番号):特開平8-338892
出願日: 1995年06月14日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】安全性を高め、高い全熱効率を持ち、更に全回路より炭酸ガスを全く放出しないので、エネルギー資源・地球環境的にも優れ、淡水化を同時に行いうるようにする。【構成】放射性物質が絶対に大気に漏洩しないように、原子炉を含む1次回路と、タービンシステム及び海水淡水化装置に必要な熱量を供給する熱交換器等を含む二次回路を、中間熱交換器によって分離する。この中間熱交換器にはヘリカルチューブ式の熱交換器を採用する。また、原子炉出口のヘリウム温度を950°Cにするとともに、入口温度を従来提案されている400°Cから450°Cにする。この際、入口温度上昇に伴う原子炉容器の健全性を確保するため、原子炉容器の内側に金属薄板波状構造の内部断熱層を取り付け、温度境界と圧力境界を分離することによって圧力容器の温度低下を図る。
請求項(抜粋):
ヘリウムを冷却材とするガス冷却炉を対象とし、ヘリウムが化学的に不活性な故に重大事故の可能性は非常に少なく、且つ固有の安全性と事故時にも優れた受動的冷却特性を持ち、更に放射性物質の漏出が無いように原子炉を含む一次ヘリウム回路と、熱利用系のための二次ヘリウム回路とを分離・設置して安全性を高め、炉の熱出力の約90%を利用する高い全熱効率を持ち、更に全回路より炭酸ガスを全く放出しないので、エネルギー資源・地球環境的にも優れ、且つ軽水炉のように発電のみを目的としない、中小規模の発電・多目的利用を特徴とするヘリウム冷却高温ガス。
IPC (2件):
G21C 1/12 GDT
, G21C 15/12 GDT
FI (2件):
G21C 1/12 GDT
, G21C 15/12 GDT G
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