特許
J-GLOBAL ID:200903036071798852

薬液用プラスチック容器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-187678
公開番号(公開出願番号):特開平6-142161
出願日: 1992年06月22日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】【目的】 内層と中間層との接着性を良好にして、肉厚が均一となるうえ、柔軟性、耐熱性、透明性に優れ、薬液の滴下性が良好な薬液用プラスチック容器を提供する。【構成】 薬液用プラスチック容器1の外層7は、エチレンの含有量が3〜9重量%、曲げ弾性率が6000Kg/cm2以下のエチレンとプロピレンとのランダム共重合体とする。内層8は、エチレンとα-オレフィンとの共重合体からなる密度が0.910〜0.925g/cm3で、曲げ弾性率が3000Kg/cm2以下の線状低密度ポリエチレン95〜5重量%と、密度が0.910〜0.940g/cm3で曲げ弾性率が1500〜3500Kg/cm2の高圧法低密度ポリエチレン5〜50重量%の混合物で構成する。内層8の肉厚は全体の50%以上とし、内層8の混合物の密度は0.910〜0.930g/cm3とする。中間層9は、エチレンとプロピレンとのランダム共重合体30〜70重量%と線状低密度ポリエチレン70〜30重量%との混合物で構成する。
請求項(抜粋):
内層、外層および中間層の少なくとも3層のプラスチックより構成される薬液用プラスチック容器において、外層を、エチレンの含有量が3〜9重量%であり、曲げ弾性率が6000Kg/cm2以下のエチレンとプロピレンとのランダム共重合体であるエチレン-プロピレンランダム共重合体で構成し、内層を、エチレンとα-オレフィンとの共重合体からなる密度が0.910〜0.925g/cm3で、曲げ弾性率が3000Kg/cm2以下の線状低密度ポリエチレン95〜50重量%と、密度が0.910〜0.940g/cm3で曲げ弾性率が1500〜3500Kg/cm2の高圧法低密度ポリエチレン5〜50重量%の混合物で構成し、中間層を、上記エチレン-プロピレンランダム共重合体30〜70重量%と上記線状低密度ポリエチレン70〜30重量%との混合物で構成し、前記内層の肉厚を全体の50%以上とし、全体の曲げ弾性率を3500Kg/cm2以下としたことを特徴とする薬液用プラスチック容器。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭62-044256
  • 特開昭62-064363
  • 特開昭63-248633
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