特許
J-GLOBAL ID:200903036079920789

同調周波数可変バンドパスフィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-021588
公開番号(公開出願番号):特開平9-199906
出願日: 1996年01月16日
公開日(公表日): 1997年07月31日
要約:
【要約】【課題】周波数ホッピング方式の送受信機に用いられる半同軸空洞共振器型同調周波数可変BPFの同調周波数が変わっても、挿入損失と選択特性が変わらず、かつ、大型化にならないようにする。【解決手段】外導体(筐体)1の空洞部10の底面に固定された内導体2によって構成された2つの半同軸空洞共振器の仕切部11に設けられた結合窓6に結合度調整用のループ7を設ける。ループ7を固定したピンダイオード4に貫通コンデンサ5を介してバイアス電流を与えてループ7の接地導通をオン/オフ制御し、同調周波数の変化に対応させて結合度を変化させることにより帯域幅を調整するように構成した。
請求項(抜粋):
筐体をなす外導体に設けられた複数の空洞部の底面にそれぞれ内導体が固定され、互いに隣り合う空洞部の仕切部に結合窓が設けられて段間が電磁結合された多段構成の半同軸空洞共振器型バンドパスフィルタであって、前記内導体の固定部近傍と空洞部の底面との間にピンダイオードを介して複数の短絡棒が設けられ、該ピンダイオードに与えられるバイアス電流により該短絡棒の接地導通をオン/オフ制御することにより同調周波数が変化するように構成された周波数可変バンドパスフィルタにおいて、前記結合窓を通り一方の仕切部に沿って折り曲げられ両端部にそれぞれピンダイオードが直列接続されてそれぞれの空洞部の外導体に固定された金属製ループが備えられ、同調周波数の変化に対応してピンダイオードに印加するバイアス電流を制御することにより前記ループの接地導通をオン/オフして段間の結合度を変化させて帯域幅を調節することにより同調周波数が変化しても帯域幅が常に一定になるように構成されたことを特徴とする周波数可変バンドパスフィルタ。
IPC (3件):
H01P 1/205 ,  H04J 13/06 ,  H01P 7/04
FI (5件):
H01P 1/205 B ,  H01P 1/205 H ,  H01P 1/205 J ,  H01P 7/04 ,  H04J 13/00 H

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