特許
J-GLOBAL ID:200903036090261207
使用済燃料貯蔵ラックおよびその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-115698
公開番号(公開出願番号):特開平11-304986
出願日: 1998年04月24日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】使用済燃料貯蔵ラックの構成要素である平板状格子板および短冊状格子板の構成の簡素化を図るとともに、およびその組立てに係る作業の容易化が図り、かつ十分な中性子吸収能を有すると同時に、大きな地震荷重に対する構造強度の向上を図るものとする。【解決手段】短冊状格子板15は、幅方向両端縁の互いに異なる高さ位置に平板状格子板14の厚さよりも突出長さが小さい突起17を有する。平板状格子板は、短冊状格子板15との組合せ位置に各突起を嵌入し得るスリット18を有する。これら平板状格子板14と短冊状格子板15とは突起とスリットとを嵌合した状態で互いに当接し、その当接した各平板状格子板と各短冊状格子板とがそれらの当接隅角部で一体化される。最外周側の格子板をボロン非添加のステンレス鋼製とし、他の格子板をボロン添加ステンレス鋼とする。
請求項(抜粋):
原子炉の燃料貯蔵用プール内に設置され、複数の燃料集合体を複数行および複数列の行列状配置で区分収納する格子状セルを有する直方体状の使用済燃料貯蔵ラックであって、前記セルが、前記行方向および列方向のいずれか一方向に沿う全燃料集合体の配列幅に相当する横幅をもつ縦板材からなる複数の平板状格子板と、前記燃料集合体の一体の幅に相当する横幅をもつ縦板材からなる複数の短冊状格子板とを直行状態で組合せて構成されるものにおいて、前記短冊状格子板は幅方向両端縁の互いに異なる高さ位置に前記平板状格子板の厚さよりも突出長さが小さい突起を有する一方、前記平板状格子板は前記短冊状格子板との組合せ位置に前記各突起を嵌入し得るスリットを有し、これら平板状格子板と短冊状格子板とは前記突起と前記スリットとを嵌合した状態で互いに当接し、その当接した各平板状格子板と各短冊状格子板とがそれらの当接隅角部で一体化されていることを特徴とする使用済燃料貯蔵ラック。
IPC (2件):
FI (3件):
G21C 19/06 B
, G21C 19/40 B
, G21C 19/06 Q
前のページに戻る