特許
J-GLOBAL ID:200903036090677934

ディーゼルエンジンの燃料油清浄システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 絹谷 信雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-002314
公開番号(公開出願番号):特開平11-200973
出願日: 1998年01月08日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】 燃料循環経路内の残査物の濃度が低く、しかも燃料の無駄を抑えたディーゼルエンジンの燃料油清浄システムを提供する。【解決手段】 二段式フィルタ16のエレメント21、33のフィルタサイズを共に10μm以下とすることにより、二段式フィルタ16及び燃料油供給ラインLfからなる循環経路の中に10〜30μmの大きさの残査物が閉じ込められることがなくなる。すなわち、二段式フィルタ16内の残査物の濃度が低くなるので一段目フィルタ17の負担が軽減される。二段目フィルタ23のエレメント33を、一段目フィルタ17で濾過された燃料油を用いて逆洗することによりエレメント33の目詰まりが防止される。二段目フィルタ23のエレメント33の入口側残査油を遠心分離機40で分離して得られた燃料油を燃料油供給ラインLfに戻すことにより、燃料油の無駄が防止される。
請求項(抜粋):
重油等の燃料油をディーゼルエンジン等に供給する燃料油供給ラインに、二段式フィルタの一段目フィルタを接続し、その一段目フィルタで濾過された燃料油の一部を一段目フィルタのエレメントの逆洗に用いると共に逆洗で回収した残査油を二段目フィルタに供給し、その二段目フィルタで濾過された燃料油を上記燃料油供給ラインに戻すディーゼルエンジンの燃料油清浄システムにおいて、上記二段式フィルタの両エレメントのフィルタサイズを共に10μm以下とし、二段目フィルタのエレメントを一段目フィルタで濾過された燃料油を用いて逆洗し、かつ二段目フィルタの入口側残査油を遠心分離機で分離して得られた燃料油を上記燃料油供給ラインに連続的に戻すようにしたことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料油清浄システム。
IPC (3件):
F02M 37/22 ,  B01D 35/02 ,  B63H 21/38
FI (3件):
F02M 37/22 F ,  B63H 21/38 B ,  B01D 35/02 E

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