特許
J-GLOBAL ID:200903036092020380

再送制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-048666
公開番号(公開出願番号):特開平10-247901
出願日: 1997年03月04日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 Go-Back-N再送方式による誤り訂正を行う場合、スループットの低下しない効率のよい誤り訂正を行う。【解決手段】 送信側は、実データの通信を行う前に、フレームを送信してから当該フレームの応答を受信側より受信するまでの時間である応答遅延を予め計測し、受信したフレームに伝送エラーが生じた場合、受信側は、送信側にそのフレームの再送要求を行うとともに、再送要求を行ってから、再送要求に対応するフレームを受信するまでの間に誤りなく受信したフレームを保持する。送信側は、再送要求を受けた際、再送要求で指定されたフレーム番号から、応答遅延+1フレームの伝送時間前の間に送信したフレームの中で、再送要求で指定されたフレーム番号から連続したフレーム番号を持つフレームを再送する。
請求項(抜粋):
フレームを送信または再送する送信側と、フレームを受信し、受信したフレームの誤り検出を行い、誤っていれば当該フレームの再送を要求する再送要求を前記送信側に返す受信側が有線または無線で接続され、前記送信側より送信したフレームに伝送エラーが生じた場合、前記受信側が前記第1の再送要求で一度に複数フレームの再送を要求し、前記送信側が前記第1の再送要求に応じて再送を行うことで誤り訂正を行う再送制御方法において、前記送信側は、実データの通信を行う以前に、フレームを送信してから当該フレームの応答を前記受信側より受信するまでの時間である応答遅延を予め計測し、受信したフレームに伝送エラーが生じた場合、前記受信側は、前記第1の再送要求を前記送信側に返し、前記第1の再送要求を行ってから、前記第1の再送要求に対応するフレームを受信するまでの間に誤りなく届いたフレームを保持し、前記送信側は、前記第1の再送要求を受けた際、前記第1の再送要求で指定されたフレーム番号から、(前記応答遅延+1フレーム)以下の伝送時間前の間に送信したフレームの中で、前記第1の再送要求で指定されたフレーム番号から連続したフレーム番号を持つフレームを、前記第1の再送要求で指定されたフレームから順に前記受信側に再送することを特徴とする再送制御方法。
IPC (2件):
H04L 1/18 ,  H04L 29/08
FI (2件):
H04L 1/18 ,  H04L 13/00 307 Z

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