特許
J-GLOBAL ID:200903036092425835

伝搬時間計測装置、超音波式流量計、伝搬時間計測方法及び超音波式流量計の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-225789
公開番号(公開出願番号):特開平11-051726
出願日: 1997年08月06日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 消費電力を増加させることなく、安定して正確な流量を計測する。【解決手段】 増幅回路1は、原検出信号を増幅して検出信号として出力し、ゼロクロス検出回路8は、検出信号のゼロクロス検出を行ってゼロクロス検出信号SZXをAND回路10に出力し、タイマ回路9は、トリガ信号の出力タイミングから所定時間t0だけ遅延させたタイミングで検出制御信号SCCMPを出力し、AND回路は、ゼロクロス検出信号SZX及び検出制御信号SCCMPの論理積をとり、流量検出信号SFLを出力し、コントロール演算部11は、トリガ信号STRGの出力タイミング及び流量検出信号SFLの出力タイミングに基づいて伝搬時間を計測し、流体の流量を算出するので、振動子4,5を予め加振する必要もなく、安定して精度の高い伝搬時間計測を行うことが可能となり、加振を行う場合と比較して消費電力を低減でき、精度の高い流量計測を行うことが可能となる。
請求項(抜粋):
送信側振動子により超音波パルス信号を流体の流路を介して送信し、受信側振動子により前記超音波パルス信号を受信し、前記超音波パルス信号の送信タイミング及び前記超音波パルス信号の信号状態に基づいて前記伝搬時間を計測する伝搬時間計測装置において、前記受信側振動子が前記超音波パルス信号を受信することにより出力する検出信号のゼロクロス検出を行ってゼロクロス検出信号を出力するゼロクロス検出手段と、前記超音波パルス信号の送信タイミングから所定時間t0だけ遅延させたタイミングで検出制御信号を出力するタイマ手段と、前記ゼロクロス検出信号及び前記検出制御信号の論理積をとり、流量検出信号を出力するAND回路と、前記超音波パルス信号の送信タイミング及び前記流量検出信号の出力タイミングに基づいて前記伝搬時間を計測する計測手段と、を備えたことを特徴とする伝搬時間計測装置。

前のページに戻る