特許
J-GLOBAL ID:200903036092955338

表面性状および磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-113287
公開番号(公開出願番号):特開平5-171279
出願日: 1991年05月17日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】本発明は、雰囲気制御型電気式加熱炉を使用し、スラブ加熱を低温でしかも短時間に行うと共に熱延板焼鈍を省略することにより、熱延板焼鈍を付加した製品と同等以上の磁気特性を得、且つリジングの発生のない無方向性電磁鋼板の製造法を提供する。【構成】[C]0.0080%以下、1.8%<(%Si+2×%Al)<5%、[Mn]0.02〜0.5%、[S]0.0030%以下、[N]0.0030%以下必要により[P]0.1%以下を含むスラブを熱間圧延するに際し、粗圧延機に隣接して設置した雰囲気制御型電気式加熱炉を使用して、1150°C以下で加熱し、直ちに粗圧延〜仕上を実施し、仕上圧延機出口温度を950°C以上で処理を行い、仕上圧延後短時間無注水とした後注水冷却して高温巻取りし、以後冷延、焼鈍してリジングのない、特性の優れたる無方向性電磁鋼板を得る。
請求項(抜粋):
[C]0.0080%以下、1.8%<(%Si+2×%Al)<5%、[Mn]0.02〜0.5%、[S]0.0030%以下、[N]0.0030%以下、[P]0.1%以下、残部実質的にFeよりなる無方向性電磁鋼スラブを熱間圧延するに際し、粗圧延機に隣接して設置した雰囲気制御型電気式加熱炉を使用して、1150°C以下で加熱し、直ちに粗圧延〜仕上を実施し、仕上圧延機出口温度を950°C以上で処理を行い、仕上圧延後1〜7秒間無注水とし、しかる後に注水冷却して700°C以下の温度で巻取ることを特徴とする高級無方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/12 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/02 ,  H01F 1/16
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公昭44-015047
  • 特開昭63-000418
  • 特開昭62-054023

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